藤田香織
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藤田 香織 (ふじた かおり、 1968年3月28日 - ) は三重県生まれの書評家、エッセイスト。
略歴
[編集]音楽出版社、音楽制作プロダクション勤務の傍らドラマのノベライズ、タレント本の構成などライターとして活動を開始。角川書店の女性情報誌「chouchou」の創刊時にブックレビューを手掛け、1998年にフリーライターとして独立。以降、書評を主に著しネムキ、Hanako、本の雑誌、FRaUなどに連載する。同時期に幻冬舎Webマガジンで日記連載を開始し、2002年「だらしな日記 - 食事と体脂肪と読書の因果関係を考察する」を発売。同作品はおすすめ文庫王国2009年度版のベスト10に入っている。
書籍
[編集]- だらしな日記 - 食事と体脂肪と読書の因果関係を考察する (2009年10月6日. 幻冬舎. ISBN 978-4344413795)[1]
- やっぱりだらしな日記 + だらしなマンション購入記 (2009年12月4日. 幻冬舎. ISBN 978-4344413993)[1]
- ホンのお楽しみ (2010年3月12日. 講談社. ISBN 978-4062766050)
- 東海道でしょう! (2013年7月5日. 幻冬舎文庫. ISBN 978-4344420472)杉江松恋共著
解説・書評
[編集]- 唯川恵 『彼女の嫌いな彼女』『愛なんか』(幻冬舎文庫)『刹那に似てせつなく』(光文社文庫)
- 角田光代『夜かかる虹』(講談社文庫)『恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。』(角川文庫)
- 篠田節子『百年の恋』(集英社文庫)『銀婚式』(新潮文庫)
- 坂木司『ホテルジューシー』(角川文庫)『和菓子のアン』(光文社文庫)『ホリデーイン』(文春文庫)
- 井上荒野『ヌルコイ』(光文社文庫)『さようなら、猫』(光文社文庫)
- 荻原浩『神様からひと言』(光文社文庫)『冷蔵庫を抱きしめて』(新潮文庫)
- 姫野カオルコ『終業式』(角川文庫)『風のささやき 介護する人への13の話』(角川文庫)
- 誉田哲也『武士道セブンティーン』(文春文庫)『インデックス』(光文社文庫)
- 小池真理子『水底の光』(文春文庫)
- 森絵都『風に舞いあがるビニールシート』(文春文庫)
- 島本理生『生まれる森』(講談社文庫)
- 辻村深月『ぼくのメジャースプーン』(講談社文庫)
- 三浦しをん『三四郎はそれから門を出た』(ポプラ文庫)
- 村田沙耶香『ギンイロノウタ』(新潮文庫)
- 津村記久子『やりたいことは二度寝だけ』(講談社文庫)
- 東山彰良『ラム&コーク』(光文社文庫)
- 松岡圭祐『ミッキーマウスの憂鬱』 (新潮文庫)
- 真保裕一『レオナルドの扉』(角川文庫)
- 有川浩『キケン』(新潮文庫)
- 朝倉かすみ『ロコモーション』(光文社文庫)
- 森博嗣『そして二人だけになった』(新潮文庫)(講談社文庫)
- 沼田まほかる『彼女がその名を知らない鳥たち』(幻冬舎文庫)
- 大島真寿美『ちなつのハワイ』(ポプラ文庫)『青いリボン』(小学館文庫)
- 平安寿子『ぬるい男と浮いてる女』(文春文庫)『神様のすること』(文春文庫)
- 近藤史恵『桜姫』(角川文庫)『はぶらし』(幻冬舎文庫)『モップの精は旅に出る』(実業之日本社文庫)
- 瀬尾まいこ『ありがとう、さようなら』(MF文庫・ダヴィンチ)『僕らのごはんは明日で待ってる』(幻冬舎文庫)
- 小野寺史宜『ROCKER』(ポプラ文庫)『人生は並盛で』(『牛丼愛』改題/実業之日本社文庫)
- まさきとしか『ある女の証明』(『きわこのこと』改題/幻冬舎文庫)
脚注
[編集]- ^ a b 単行本は2002年6月10日、2003年10月28日に発売されたが、その約7年後に文庫化された。又、幻冬舎のWebマガジンにて「だらしな脱出できるかな日記」を2001年から連載し続けている。
外部リンク
[編集]- だらしな脱出できるかな日記
- 藤田香織 だらしな村 - 公式ホームページ