君島憂樹
表示
(蘭世恵翔から転送)
きみじま ゆうき 君島 憂樹 | |
---|---|
別名義 | 蘭世 惠翔(旧芸名) |
生年月日 | 1997年4月27日(27歳) |
出身地 | 日本 東京都渋谷区 |
身長 | 167.5cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2016年 - |
活動内容 |
2016年:宝塚歌劇団入団、月組配属 2019年:娘役へ転向 2023年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
著名な家族 |
君島一郎(祖父) 君島誉幸(父) 君島十和子(母) |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『エリザベート』 『Anna Karenina』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
君島 憂樹(きみじま ゆうき、1997年[1]4月27日[2] - )は、元宝塚歌劇団月組の娘役[3]。
東京都渋谷区[2]、日本女子大学附属高等学校出身[4]。身長167.5cm[4]。愛称は「ゆうき」[4]。
宝塚歌劇団時代の芸名は蘭世 惠翔(らんぜ けいと)[2]。
来歴
[編集]2014年、宝塚音楽学校入学[5]。音楽学校の文化祭では演劇部門で主役を務め、卒業時には演劇部門で優秀賞を受賞[6][5]。
2016年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に102期生として入団[7][2]。入団時の成績は13番[7]。星組公演「こうもり/THE ENTERTAINER!」で蘭世惠翔として初舞台[6][2]。その後、月組に配属[7]。
2018年、愛希れいか退団公演となる「エリザベート」で、少年ルドルフ役に抜擢[5][3]。新人公演では女役マダム・ヴォルフを演じる[5]。
2023年4月30日、「応天の門/Deep Sea」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[3]。
退団後は本名の君島憂樹として活動を続けている[2]。
人物
[編集]祖父は世界的服飾デザイナーの君島一郎、父は君島誉幸、母は実業家で元モデル・女優の君島十和子である[8]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]月組男役時代
[編集]- 2016年6 - 9月、『NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-』 - 新人公演:二条晴良(本役:佳城葵)『Forever LOVE!!』
- 2016年10月、『FALSTAFF』(バウホール)
- 2017年1 - 3月、『グランドホテル』 - 新人公演:ベルボーイ『カルーセル輪舞曲(ロンド)』
- 2017年5月、『長崎しぐれ坂』 - 伊佐次(幼年時代)『カルーセル輪舞曲(ロンド)』(博多座)
- 2017年7 - 10月、『All for One』 - 新人公演:リュリ(本役:佳城葵)
- 2017年12月、『Arkadia-アルカディア-』(バウホール) - ギスラン
- 2018年2 - 5月、『カンパニー-努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』 - 新人公演:間内澄人(本役:千海華蘭)『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』
- 2018年6 - 7月、『THE LAST PARTY〜S. Fitzgerald’s last day〜』(日本青年館・ドラマシティ) - RANZE/読者/記者/パリのボーイ
- 2018年8 - 11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - ルドルフ(少年)、新人公演:マダム・ヴォルフ(本役:白雪さち花)[3]
- 2019年1月、『Anna Karenina(アンナ・カレーニナ)』(バウホール) - セルゲイ・カレーニン(セリョージャ)/執事/将校
- 2019年3 - 6月、『夢現無双』 - 悪党/代役:辻風黄平(本役:風間柚乃)[注釈 1]、新人公演:祇園藤次(本役:輝月ゆうま)『クルンテープ 天使の都』
- 2019年7 - 8月、『ON THE TOWN(オン・ザ・タウン)』(梅田芸術劇場) - アナウンサー/コニーアイランドのMC
月組娘役時代
[編集]- 2019年10 - 12月、『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』 - 新人公演:ロミー・エードラー(本役:海乃美月)
- 2020年2月、『出島小宇宙戦争』(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL) - ヘレーネ
- 2020年9 - 2021年1月、『WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』 - グリーユ[注釈 2]
- 2021年3月、『幽霊刑事(デカ)〜サヨナラする、その前に〜』(バウホール) - 経堂保美/警官
- 2021年5 - 8月、『桜嵐記(おうらんき)』 ‐ 祝子/花一揆、新人公演:名子(本役:晴音アキ)『Dream Chaser』
- 2021年10 - 11月、『川霧の橋』 - お千代『Dream Chaser-新たな夢へ-』(博多座)
- 2022年1 - 3月、『今夜、ロマンス劇場で』 - 岸藍子、新人公演:雨霧(本役:天紫珠李)『FULL SWING!』
- 2022年7 - 8月、『グレート・ギャツビー』(宝塚大劇場) - タンゴの歌手/ジュリア
- 2022年9 - 10月、『グレート・ギャツビー』(東京宝塚劇場) - タンゴの歌手/ジュリア、新人公演:ジョーダン・ベイカー(本役:彩みちる)
- 2022年11 - 12月、『ELPIDIO(エルピディイオ)』(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - エステル
- 2023年2 - 4月、『応天の門』 - 若き日の高子『Deep Sea-海神たちのカルナバル-』 退団公演[3]
出演イベント
[編集]- 2017年10月、第54回『宝塚舞踊会』[9]
宝塚歌劇団退団後の主な活動
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 君島十和子さんの元宝塚長女・君島憂樹さん、27歳誕生日を報告「皆様のお蔭で私は幸せです」 スポーツ報知。
- ^ a b c d e f 元宝塚歌劇団・月組娘役【君島憂樹(蘭世惠翔)】退団後、初インタビュー! 美容メディアVOCE。
- ^ a b c d e f 宝塚歌劇月組の組長・光月るう、千海華蘭、蘭世惠翔らが来年4月に退団 スポーツ報知。
- ^ a b c 『宝塚おとめ 2023年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、59頁。ISBN 978-4-86649-223-0。
- ^ a b c d e “月組男役の蘭世惠翔が娘役に転向”. 日刊スポーツ. 2019年8月27日閲覧。
- ^ a b “君島さん長女・蘭世惠翔が宝塚初舞台”. デイリースポーツ. 2016年3月18日閲覧。
- ^ a b c 『2016年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2017年、77頁。ISBN 978-4-86649-005-2。
- ^ 君島十和子さん、長女が「宝塚歌劇団」卒業 美しすぎる門出「劇団生最後の日に娘が選んだのは…」 スポニチAnnex。
- ^ 第54回「宝塚舞踊会」('17年・宝塚) タカラヅカ・スカイ・ステージ。