虚栄の市 (1923年の映画)
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虚栄の市 | |
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Vanity Fair | |
監督 | ユーゴー・ボーリン |
脚本 | ユーゴー・ボーリン(シナリオ) |
原作 | ウィリアム・メイクピース・サッカレー『虚栄の市』 |
出演者 |
メーベル・ボーリン ホバート・ボスウォース ジョージ・ウォルシュ |
撮影 | James Diamond |
製作会社 | ユーゴー・ボーリン・プロダクションズ |
配給 | ゴールドウィン・ピクチャーズ |
公開 |
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上映時間 |
80分以上 8巻 (7,668 ft) |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 |
サイレント映画 英語のインタータイトル |
『虚栄の市』(きょえいのいち、Vanity Fair)[1]は、サミュエル・ゴールドウィンの制作、ユーゴー・ボーリンの監督により、1923年に公開されたフィーチャー映画[2]。
あらすじ
[編集]舞台はナポレオン戦争時代のイギリス。恋多き美女ベッキー・シャープは、ロードン・クロウリー大尉と秘密に結婚したが、旧友アメリアの夫ジョージ・オスボーンと関係を持つ。しかし、ジョージはワーテルローの戦いで戦死し、ロードンはベッキーと別れる。ベッキーは、かつて自分に思いを寄せていたアメリアの兄ジョゼフに近づいてアメリアの家に入り、未亡人となっていたアメリアを説得してドービン大尉と再婚させる。その後ベッキーは、ジョゼフから贈られた財産で安寧に暮らした。[1]
制作の背景
[編集]この映画は一部だけプリズマカラーによりカラー化されていた。この映画は、 ウィリアム・メイクピース・サッカレーの小説『虚栄の市』を原作とするサイレント映画のひとつである。主演は、ベッキー・シャープ (Becky Sharp) を演じたメーベル・ボーリンと、ホバート・ボズワースだったが、メーベル・ボーリンはユーゴー・ボーリンの妻であった。
保存状況
[編集]この映画は、今日では失われた映画と考えられている[3][4]。
キャスト
[編集]- メーベル・ボーリン – Becky Sharp
- ホバート・ボズワース – Marquis of Steyne
- ジョージ・ウォルシュ – Rawdon Crawley
- ハリソン・フォード – George Osborne
- アール・フォックス – Captain Dobbin
- ウィラード・ルイス – Joseph Sedley
- エレノア・ボードマン – Amelia Sedley
- ボビー・マック (Bobby Mack) – Sir Pitt Crawley (as Robert Mack)
- ウィリアム・J・ハンフリー – Mr Sedley (as William Humphreys)
- ドーカス・マシューズ (Dorcas Matthews) – Lady Jane
- ローラ・ラ・ヴァーニー – Miss Crawley
- ジェームズ・A・マーカス – Old Osborne
- ユージン・アッカー (Eugene Acker) – Max
- レオ・ホワイト – Isadore
- テンプ・ピゴット – Mrs Sedley
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Vanity Fair - IMDb
- Vanity Fair (1923) at SilentEra
- Vanity Fair at Virtual History