蛭田亜紗子
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蛭田 亜紗子(ひるた あさこ、1979年11月28日[1] - )は、日本の小説家。
来歴
[編集]北海道出身、在住[2]。北海道札幌東高等学校、大妻女子大学文学部日本文学科卒業[3]。大学卒業後、札幌市内の広告代理店に勤務[2]。会社勤めを辞めた2007年に小説を執筆し[3]、2008年、『自縄自縛の二乗』で新潮社第7回R-18文学賞大賞を受賞[2][4]。2010年、同作を改題した『自縄自縛の私』でデビュー[2]。同作は2013年に竹中直人監督で映画化された[5]。2017年6月よりNHK北海道地方放送番組審議会委員[6]。。
作品リスト
[編集]- 『自縄自縛の私』(2010年9月 新潮社)ISBN 9784103270119
- 書き下ろし「渡瀬はいい子だよ」を追加して、文庫化(2012年12月 新潮文庫)ISBN 9784101272610
- 『星とモノサシ』(2012年5月 マーブルトロン)ISBN 412390338X
- 『人肌ショコラリキュール』(2013年9月 講談社文庫)ISBN 4062776294
- 『愛を振り込む』(2013年10月 幻冬舎)ISBN 9784344024779
- 文庫版(2017年2月 幻冬舎文庫)ISBN 9784344425743
- 『フィッターXの異常な愛情』(2015年4月 小学館)ISBN 4093864098
- 『凛』(2017年3月 講談社)ISBN 9784062204972
- 『エンディングドレス』(2018年6月 ポプラ社)ISBN 9784591155103
アンソロジー
[編集]「」内が蛭田亜紗子の作品
- 『眠らないため息』(2011年12月 幻冬舎文庫)「掃除機ラヴ」ISBN 9784344417731
- 『文芸あねもね』(2012年3月 新潮文庫)「川田伸子の少し特異なやりくち」ISBN 9784101360621
- 『10分間の官能小説集2』(2013年5月 講談社文庫)「さなぎのなかみ」ISBN 9784062775069
- 『ニャンニャンにゃんそろじー』(2017年4月 講談社)「ファントム・ペインのしっぽ」ISBN 9784062205177
雑誌
[編集]- 『新潮45』2016年9月号(2016年9月 新潮社)「私の猫もかぶりつき 猫が視る『ネコ番組』」
脚注
[編集]- ^ 蛭田 亜紗子 女による女のためのR-18文学賞
- ^ a b c d “作家の読書道 第229回:蛭田亜紗子さん|作家の読書道|WEB本の雑誌”. WEB本の雑誌. 2021年12月11日閲覧。
- ^ a b 北海道新聞 2010年10月15日 夕刊
- ^ 生きづらい女性たちの生と性 リアルに 「愛を振り込む」作家 蛭田亜紗子さん (3/3ページ) - SankeiBiz
- ^ “蛭田 亜紗子 Asako Hiruta | 現代ビジネス @gendai_biz”. 現代ビジネス. 2021年12月11日閲覧。
- ^ “平成29年6月NHK北海道地方放送番組審議会 議事録”. NHK札幌放送局番組審議会事務局. 2018年2月27日閲覧。