蛭田道夫
ひるた みちお 蛭田 道夫 | |
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生誕 |
1951年 日本・岡山県上房郡有漢町上市 (現・高梁市) |
国籍 | 日本 |
出身校 | 名古屋工業大学工学部機械工学科 |
職業 | 実業家 |
団体 | 三菱電機関係者 |
肩書き | 元日本環境認証機構代表取締役 |
親 |
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蛭田 道夫(ひるた みちお、1951年(昭和26年) - )は、日本の実業家である。元日本環境認証機構代表取締役。岡山県高梁市出身[1]。
経歴
[編集]生い立ち
[編集]1951年(昭和26年)に岡山県上房郡有漢町上市(現:高梁市)の蛭田禎夫の子として出生[1]。1970年(昭和45年)に、岡山県立高梁高等学校を卒業を経て、名古屋工業大学工学部機械工学科へ入学。1974年(昭和49年)、同大学を卒業し、三菱電機へ就職した[1]。
就職後
[編集]三菱電機へ入社後、開発本部業務グループマネージャを経て、情報技術総合研究所計画部長を歴任。2004年より環境推進本部副本部長として環境経営を担当。同社では1993年から、3年ごとに「環境計画」を策定し、環境負荷の低減や環境経営に取り組んできた。その第5次環境計画の策定に関わった[2]。2006年に環境推進本部本部長に就任[3]、2007年10月には、三菱電機社内において環境保全は長期的な視野が必要と判断。同社の創立100周年の年である2021年を目標に、「環境ビジョン2021」を掲げた[2]。
2010年10月日本環境認証機構(JACO)に出向する[4]。日本環境認証機構は、ISO 14001の認証を行う認証機関の一つとして、企業に対する認証支援を行っており、日本環境認証機構はその認証や実施をサポートする企業である。その後、同社システム認証部長となり、2011年に取締役営業部長、2012年に同社代表取締役となった[5]。2014年には気候変動に関する政府間パネルの産業委員をつとめCO2の削減に向けた具体的な国の方針を策定する会議に参加した[6]。2016年に社長を退任した。
また、蛭田は、体育指導委員を16年間務め、多くのニュースポーツ普及(特にインディアカ)に取り組んでおり、茅ケ崎インディアカ協会会長、茅ケ崎市レクリエーション協会会長も、長年務めていた。このため2020年11月には、公益財団法人日本レクリエーション協会より、令和2年度レクリーション運動普及振興功労者表彰として表彰されている[7]。
脚注
[編集][脚注の使い方]
- ^ a b c 高梁高校同窓会 東京支部だより 第30号 2018年「父100才迎え 高梁・有漢を想う」蛭田道夫(昭和45年卒)
- ^ a b “三菱電機が「環境ビジョン2010」を策定――2050年までにCO2を半減”. ITmedia ビジネスオンライン. 2024年12月30日閲覧。
- ^ 低炭素社会を実現するための企業戦略 大和総研
- ^ “日本経済新聞 印刷画面”. www.nikkei.com. 2024年12月30日閲覧。
- ^ SHIMBUN,LTD, NIKKAN KOGYO. “日本環境認証機構、社長に蛭田道夫(ひるた・みちお)氏”. 日刊工業新聞電子版. 2024年12月30日閲覧。
- ^ 日刊工業新聞「気候変動に関する政府間パネル」
- ^ kanagawa-rec. “令和2年度レクリーション運動普及振興功労者表彰 – 神奈川県レクリエーション協会のBlog”. 2024年12月30日閲覧。