補綴
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補綴(ほてつ、英: Prosthesis[注釈 1])とは、歯科において、身体の欠損した部位の形態と機能を人工物で補うことを指す[1]。 診療科によって呼称が一定せず、体の中に埋入する医療用具はプロテーゼ(独:Prothese)、体の表面に取り付ける人工物はエピテーゼと呼ばれることもある。
歯学においては、たとえば歯冠や歯の欠損を、義歯、クラウン、ブリッジなどの人工物を用いて修復することを指す。また、歯牙だけでなく、顔面補綴のように義眼や義耳といった審美的なものや、口蓋裂の閉鎖といった機能的な回復も指す。
人工骨や人工臓器、義眼、入れ歯などのインプラントも種類によってはプロテーゼと呼ばれる。美容外科において、豊胸手術に使われるシリコンバッグ、隆鼻術として鼻を高くするシリコン樹脂板やアゴなどのプロテーゼもある[2]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 英語版 Wikipedia では主に義肢について書かれているが、これは prosthesis の一種である limb prosthesis である
出典
[編集]- ^ 日本補綴歯科学会, p.90
- ^ “鼻プロテーゼのデメリット5選・失敗例!安くておすすめクリニックまとめ!”. quuuun.com. 2022年1月27日閲覧。