西原由記子
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西原 由記子(にしはら ゆきこ、1933年(昭和8年)2月11日 - 2014年(平成26年)2月7日)は、日本での自殺防止センターの創設者。兵庫県尼崎市生まれ。
概要
[編集]夫の西原明は、1966年より1998年3月31日までの32年間、大阪市心斎橋の日本基督教団島之内教会で牧師を務めた。この時期に西原夫妻は関西いのちの電話の創設に参加。その中から一部のメンバーと独立して、1978年に島之内教会内に「自殺防止センター(現大阪自殺防止センター)」を開き、24時間の受付対応を実施した。
1998年に上京し、日本基督教団シロアム教会内に「東京自殺防止センター」を開設し所長を勤める。その後、所属する国際団体の団体名の解消に伴い、同施設は国際ビフレンダーズ・東京自殺防止センターと改称した。
2009年12月 任意団体「こころの救急箱」設立 研修指導者として参加。
聖マーガレット生涯教育研究所(SMILE)のスタッフを務めた。2012年にキリスト教功労者を受賞[1]。
受賞・表彰歴
[編集]著書
[編集]- 『自殺する私をどうか止めて』(角川書店 2003年)ISBN 4-04-883859-8
脚注
[編集]- ^ 日本キリスト教文化協会 顕彰者一覧※2022年10月23日閲覧
- ^ 西原由記子さん死去 自殺防止活動に尽力(2014年2月9日時点のアーカイブ) 朝日新聞 2014年2月10日
- ^ 平成14年度受賞者紹介