西口利平
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西口 利平(にしぐち りへい、1870年6月4日(明治3年5月6日)[1] - 1932年(昭和7年)12月2日)[2][3]は、日本の発明家。旧姓名は前田伊三郎[4]。
人物
[編集]伊勢国(現在の三重県)出身[2][3]。東洋紡績の前身である三重紡績に入り、1900年(明治33年)に製網機を発明した[2][3][5]。同年、西口つねと結婚して西口家の家督を相続し、「西口利平」に改名した[4]。
1902年(明治35年)に独立し、1904年(明治37年)に三重製網を設立し社長となった[2][3][5]。編網機の発明により、1926年に全国発明表彰功労賞を受賞している(7つの個人・団体のうちの1)[6]。
四日市米穀取引所監査役、四日市土地建物株式会社取締役、日進工業株式会社監査役、四日市商工会議所会頭などを務めた[5]。また四日市市議会では、1920年10月から1921年12月まで副議長、1924年10月から1925年4月まで議長を、それぞれ務めた[7]。
特許
[編集]出典
[編集]- ^ 『人事興信録 5版』(人事興信所、1918年)に37頁
- ^ a b c d 「西口 利平」『20世紀日本人名事典』 。コトバンクより2024年5月6日閲覧。
- ^ a b c d 「西口利平」『デジタル版 日本人名大辞典+Plus』 。コトバンクより2024年5月6日閲覧。
- ^ a b 西口利平 - 『人事興信録』第8版(1928年7月、リンク先は名古屋大学大学院法学研究科の「人事興信録データベース」)
- ^ a b c 大阪発明協会(編)『帝国発明家名鑑』日刊工業新聞出版部、1937年、p.139(リンク先は国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 全国発明表彰 大正15年受賞者一覧 (PDF) - 発明協会(p.4を参照)
- ^ 歴代議長・副議長一覧 - 四日市市