西堂行人
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西堂 行人(にしどう こうじん、1954年10月5日 - )は、演劇評論家、元明治学院大学文学部教授。
人物
[編集]未來社社長・西谷能雄の子として東京都に生まれる。本名・西谷雅英。兄は未來社社長・西谷能英。1973年私立武蔵高校卒[1]、1978年早稲田大学文学部演劇学科卒、同大学院中退。未來社の編集者を務めたのち演劇批評家となり、1998年より近畿大学文芸学部講師、助教授、教授。2016年近畿大学を退職。2017年4月より明治学院大学教授。2023年明治学院大学を定年退職。読売演劇大賞選考委員を務めた。元 AICT国際演劇評論家協会日本センター 会長 (2006-2012)。
著書
[編集]- 『演劇思想の冒険』論創社 1987
- 『見ることの冒険』れんが書房新社 1991
- 『小劇場は死滅したか 現代演劇の星座』れんが書房新社 1996
- 『ハイナー・ミュラーと世界演劇』論創社 1999
- 『ドラマティストの肖像 現代演劇の前衛たち』れんが書房新社 2002
- 『韓国演劇への旅』晩成書房 2005
- 『劇的クロニクル 1979~2004劇評集』論創社 2006
- 『現代演劇の条件 劇現場の思考』晩成書房 2006
- 『演劇は可能か 〈一九九五年以後〉の劇的想像力』晩成書房 2008
- 『〈証言〉日本のアングラ 演劇革命の旗手たち』作品社 2015
- 『蜷川幸雄×松本雄吉 二人の演出家の死と現代演劇』作品社 2017
- 『日本演劇思想史講義』論創社 2020
- 『ゆっくりの美学 太田省吾の劇宇宙』作品社 2021
- 『新時代を生きる劇作家たち 2010年代以降の新旗手』作品社 2023
共編
[編集]- 『演出家の仕事 六〇年代・アングラ・演劇革命』日本演出者協会共編 れんが書房新社 2006
- 『八〇年代・小劇場演劇の展開―演出家の仕事〈3〉』日本演出者協会共編 れんが書房新社 2009
- 『近大はマグロだけじゃない!』西堂行人×TOPs編 論創社 2016
- 『「轟音の残響」から 震災・原発と演劇』新野守広・高橋豊・藤原央登共編、晩成書房, 2016
- 『唐十郎特別講義 演劇・芸術・文学クロストーク』編、国書刊行会 2017
参考
[編集]注
[編集]- ^ 武蔵73会編『僕らが育った時代 1967-1973』れんが書房新社、2012