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西川 祐肖(にしかわ すけのり、正徳2年〈1712年〉 - 延享元年7月19日〈1744年8月26日〉)とは、江戸時代の京都の浮世絵師。
西川祐信の三男で西川祐尹の弟、幼名は三之丞または城介(丈助とも)。京都の人。『西川家系図』には「倭画ニ長達ス」とある。享年33。墓所は京都三条大宮の妙泉寺、戒名は一葉迎秋信士[1]。作画期は宝暦の頃とされ、刊年未詳であるが『綟謎龍田山』という絵本の挿絵を描いている[2]。
- ^ 以上『江戸艶本集成第一巻 菱川師宣・西川祐信』153頁、163頁、166頁に拠る。
- ^ 『原色浮世絵大百科事典』第2巻121頁。ただし書名を『綟誕龍田山』と誤る。
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※121頁
- 林美一 『江戸艶本集成第一巻 菱川師宣・西川祐信』 河出書房新社、2013年 ※「西川祐信の生涯」(137頁)