西教寺 (さぬき市)
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西教寺(さいきょうじ)は、香川県さぬき市大川町にある寺院。宗派は真言宗善通寺派、本尊は阿弥陀如来で、新四国曼荼羅霊場第8番札所。
御詠歌:誓いおく 同じ蓮の うてなこそ 浮き身に頼む 大川の里
概要・歴史
[編集]奈良時代末期、行基によって開創された。その後、背後の火山(ひやま 標高245m)の中腹(標高157.7m)に空海が登り、一夜建立の祈願をかけて摩崖仏を彫っていたが、途中でアマノジャキがニワトリの鳴き声を真似て鳴いてしまった。一夜建立の祈願がやぶれたと勘違いをして彫りさしのまま諦めて、大窪寺へ向かったという。その摩崖仏は当寺の奥之院になっている。この伝説により当寺は、大窪寺の前札所と云われている。
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奥之院
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左上が薬師如来、右下は弘法大師の摩崖仏
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役の行者の摩崖仏
- 奥之院まで舗装された車道があるが、道幅は狭く急坂でガードレールもないので歩いて上ること。
- さらに登った火山の頂上には、鬢盥(びんだらい 標高214.8m)と呼ばれる大きな水溜まりがあり火口であると云われていて、展望所もある。
文化財
[編集]- 香川県指定有形文化財
- 六面石幢
- さぬき市指定有形文化財
- 磨崖仏
交通案内
[編集]- 鉄道
前後の札所
[編集]参考文献
[編集]- 新四国曼荼羅霊場会/監修 『新四国曼荼羅霊場ガイドブック』えびす企画/刊 2007年1月