西条城 (阿波国)
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西条城 (徳島県) | |
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別名 | 西条東城、戎城、西城 |
城郭構造 | 平城 |
築城主 | 森春之 |
築城年 | 貞和2年(1346年) |
主な城主 | 森春之、岡本牧西、森監物など |
廃城年 | 寛永15年(1638年) |
遺構 | 天守台・堀跡 |
指定文化財 | 未指定 |
位置 | 北緯34度05分56.6秒 東経134度22分57.7秒 / 北緯34.099056度 東経134.382694度 |
地図 |
西条城(さいじょうじょう)は、徳島県阿波市吉野町西条にあった日本の城。別名は西条東城、戎城、西城。
概要
[編集]貞和2年(1346年)に秋月城の支城として築城[1]。長宗我部元親によって滅ぼされた勝瑞城と運命を共に落城した。
天正13年(1585年)に蜂須賀家政が阿波国に入国し、阿波九城のひとつとして整備された。森監物が城代(支城主)として入り、5500石の石高を有した[2]。その後寛永15年(1638年)、一国一城令によって廃城となった[1]。
城跡は、後世の開墾により不明であるが、明治期に作成された地籍図などから、方形の居館であったことが窺える[2]。現在では「天守台」と呼ばれる高さ6メートルほどの小丘に、城跡を示す石碑と森監物をまつる小さな祠がある[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c 『日本城郭大系 15巻』p.191
- ^ a b 福永素久「阿波国蜂須賀氏の支城「阿波九城」について」『史学論叢』第37巻、別府大学史学研究会、2007年3月、37-59頁、CRID 1050845762773979776、ISSN 0386-8923。