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西永良成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

西永 良成(にしなが よしなり、1944年6月11日 - )は、日本のフランス文学者翻訳家。 専門は、20世紀フランス文学を軸としたフランス現代思想研究。東京外国語大学名誉教授。

略歴

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富山県生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。 ソルボンヌ大学に留学。東京外国語大学助教授、教授。 2008年定年退職、名誉教授となり、パリ国際大学都市日本館館長。

栄典

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著書

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単著

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編著・共編

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  • 『失われた手紙』(白水社) 1991
  • 『翻訳百年 - 外国文学と日本の近代』(原卓也、大修館書店) 2000
  • 『日仏翻訳交流の過去と未来』(三浦信孝, 坂井セシル、大修館書店) 2014

翻訳

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ミラン・クンデラ

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  • 『生は彼方に』(ミラン・クンデラ早川書房) 1978、改訂版 1995 / ハヤカワ文庫 2001
  • 『笑いと忘却の書』(ミラン・クンデラ、集英社) 1992 / 集英社文庫 2013
  • 『微笑を誘う愛の物語』(ミラン・クンデラ、千野栄一沼野充義共訳、集英社) 1992
    • 改題改訂版『可笑しい愛』(単独訳、集英社文庫) 2003
  • 『別れのワルツ』(ミラン・クンデラ、集英社) 1993 / 集英社文庫 2013
  • 『裏切られた遺言』(ミラン・クンデラ、集英社) 1994 - 評論全9編
  • 『緩やかさ』(ミラン・クンデラ、集英社) 1995 / 集英社文庫 2024
  • 『ほんとうの私』(ミラン・クンデラ、集英社) 1997 / 集英社文庫 2024
  • 『無知』(ミラン・クンデラ、集英社) 2001
  • 『カーテン - 7部構成の小説論』(ミラン・クンデラ、集英社) 2005
  • 存在の耐えられない軽さ』(ミラン・クンデラ、河出書房新社、『世界文学全集Ⅰ-03』) 2008
  • 『出会い』(ミラン・クンデラ、河出書房新社) 2012
    • 改題改訂版『邂逅 クンデラ文学・芸術論集』(河出文庫) 2020
  • 『冗談』(ミラン・クンデラ、岩波文庫) 2014 - 原著改訂版による新訳
  • 『無意味の祝祭』(ミラン・クンデラ、河出書房新社) 2015
  • 『小説の技法』(ミラン・クンデラ、岩波文庫) 2016 - 原著改訂版による新訳

脚注

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  1. ^ 令和5年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 16 (2023年4月29日). 2023年5月3日閲覧。
  2. ^ 『官報』号外第93号、令和5年5月1日

参考文献

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  • 『文藝年鑑2007』
  • 西永良成 略歴[含 著書] (西永良成教授退官記念号) ふらんぼー 2008