西浦裕二
西浦 裕二(にしうら ゆうじ、1953年 - )は、日本の経営コンサルタント・実業家。ブーズ・アレン・ハミルトン社長、ローランド・ベルガーCEO、アリックスパートナーズ副会長、アクサ生命保険会長、アクサ損害保険会長、三井住友トラストクラブ会長、LIXILグループ指名委員会委員長等を歴任している。
人物・経歴
[編集]岐阜県出身。1975年一橋大学社会学部を卒業し、住友信託銀行株式会社に入行[1][2][3][4][5]。
1986年株式会社ボストン・コンサルティング・グループプロジェクトマネージャー、1989年シティバンクヴァイスプレジデント、1993年ブーズ・アレン・アンド・ハミルトン株式会社(現プライスウォーターハウスクーパース・ストラテジー株式会社)取締役副社長兼パートナー。2000年ブーズ・アレン・アンド・ハミルトン株式会社代表取締役社長兼パートナー。同僚の遠藤功とともにローランド・ベルガー日本法人の本格的な立ち上げに参画し、足立光らを伴って移籍[6]。2002年株式会社ローランド・ベルガー・アンド・パートナー・ジャパン代表取締役CEO兼マネージングパートナー。ビジネス・ブレークスルー大学経営学研究科教授[1][2][3][4][5]。
2006年からアリックスパートナーズアジア・エルエルシー日本代表兼マネージングディレクターを務め、2007年にはライブドアホールディングスの事業再生にあたった。2011年アリックスパートナーズ・エルエルピー(米国本社)副会長兼マネージングディレクター[7][1][2][3][4][5]。
2012年アクサジャパンホールディング株式会社取締役兼アクサ生命保険株式会社取締役会長、2013年アクサ損害保険株式会社取締役会長、2014年株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス取締役、2015年三井住友信託銀行株式会社顧問、三井住友トラストクラブ株式会社代表取締役会長[1][2][3][4][5]。2019年株式会社LIXILグループ取締役兼指名委員会委員長兼報酬委員会委員[8][9]。
著書
[編集]- 『金融マーケティング―自由競争時代の戦略イノベーション (Best solution) 』東洋経済新報社 (1998年9月)
- 『経営の構想力 構想力はどのように磨くか』 東洋経済新報社 (2004年2月)
- 『これ以上やさしく書けない金融のはなし (PHPビジネス選書)』PHP研究所 (2006年3月)
- 『BBT ビジネス・セレクト1 「ザ・ネクスト ビジネスリーダー」』(山田英夫共著)ゴマブックス (2006年10月)
- 『企業再生プロフェッショナル』(編著)日本経済新聞出版社 (2009年12月)
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 「アクサ ジャパン ホールディング、アクサ生命およびアクサ損害保険の役員人事について」アクサ ジャパン ホールディング株式会社
- ^ a b c d 「著者略歴」『BBT ビジネス・セレクト1 「ザ・ネクスト ビジネスリーダー」』
- ^ a b c d 「西浦 裕二」日本経済新聞出版社
- ^ a b c d 「役員一覧」株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- ^ a b c d 「役員の異動に関するお知らせ」三井住友トラストクラブ株式会社
- ^ 「足立 光 氏」
- ^ 「LDHの総会・配当など。」
- ^ (株)LIXILグループ 取締役・執行役LIXILグループ
- ^ 「LIXIL、瀬戸氏がCEO復帰へ 総会、株主側が過半数確保」産経ビズ2019.6.26 07:30