西福寺 (那珂市)
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西福寺 | |
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所在地 | 茨城県那珂市瓜連1173番地 |
位置 | 北緯36度29分58.4秒 東経140度27分1.7秒 / 北緯36.499556度 東経140.450472度座標: 北緯36度29分58.4秒 東経140度27分1.7秒 / 北緯36.499556度 東経140.450472度 |
宗旨 | 時宗 |
宗派 | 時宗遊行派 |
本尊 | 地蔵菩薩 |
開基 | 北条貞国か |
別称 | 瓜連西福寺 |
文化財 | 五輪塔(市指定文化財)、木造地蔵菩薩立像(同) |
西福寺(さいふくじ)は、茨城県那珂市瓜連にあった時宗の寺院。
概略と沿革
[編集]北条貞国が、元弘2年(1331年)に建立したといわれている[1]。『新編常陸国誌』にも瓜連村の内に当寺が見え、末寺2箇寺とある[2]。廃仏毀釈に伴って廃寺となったため、寺の詳細は分かっていない。ただし寺格は没収されたものの、地蔵堂と墓地などが現地にそのまま残っているため、寺としての機能は残っている。常陸太田市の浄光寺が兼務している。
文化財
[編集]- 五輪塔[3] - 高さ158センチメートルで、室町時代と推定される。市指定文化財。
- 木造地蔵菩薩立像[4] - 高さ119.5センチメートル。木造では県内最古の地蔵菩薩。鎌倉時代と推定される。市指定文化財。
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 萩野谷岩保『うりづら西福寺物語』自費出版〈筑波書林・製作〉、1996年