西興部村コミュニケーションネットワーク
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種類 | 公営 |
---|---|
略称 | NCN |
本社所在地 |
日本 〒098-1501 北海道紋別郡西興部村字西興部100-1 |
設立 | 1989年(平成元年)4月 |
業種 | 情報・通信業 |
代表者 | 村長 菊池博 |
外部リンク | 西興部村 |
西興部村コミュニケーションネットワーク(にしおこっぺむらコミュニケーションネットワーク)は、北海道紋別郡西興部村が運営しているFTTH方式のケーブルテレビ局である。
概要
[編集]- 西興部村は山々に囲まれており全域で難視聴の地域である。1970年(昭和45年)に村内のテレビ組合がNHK北見放送局の西興部テレビジョン中継局を開局させた。
- 1987年から事業費2.6億円で整備を開始し[1]、1989年11月22日に開局、当時の村内全戸552世帯を対象とした[2]。
- 2001年からは同軸ケーブルから光ファイバーへの更新によりインターネットサービスやビデオオンデマンドサービスを開始[3]、同年にはケーブルテレビスタジオや光ファイバー集約装置を備えた拠点施設「マルチメディア館 IT夢(アトム)」が完成[4]。インターネットはケーブルテレビが繋がっている家は全て無料で使用できる。ただし、全てプライベートIP。
サービスエリア
[編集]主な放送チャンネル
[編集]テレビ局
[編集]デジタル | アナログ | 放送局 |
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011-013 | 1 | HBC北海道放送 |
021-023 | 10 | NHK北見Eテレ |
031-032 | 6 | NHK北見総合 |
051-053 | 5 | STV札幌テレビ放送 |
061-063 | 4 | HTB北海道テレビ放送 |
071-073 | TVhテレビ北海道 | |
081-082 | 8 | UHB北海道文化放送 |
111 | NCN自主放送 | |
112 | NCN自主放送 | |
113 | NCN自主放送 | |
3 | 自主放送 | |
13 | 生中継(議会中継など) |
- 2010年6月より地上デジタルテレビ放送に対応するための改修作業に入り2011年4月に試験運用、同年7月に本運用開始となった。
- BS・CSの再送信は2011年3月31日で終了し、以降は各世帯が個別にアンテナを設置して直接受信となる。
- 地上アナログテレビ放送はNHKが西興部中継局から送信される電波を本局で直接受信し、民放各局は紋別中継局(紋別市にあるオホーツクスカイタワー内の送信所)から送信される電波を村内のすり鉢山にて受信しケーブルで本局へ伝送していた。地上デジタル放送ではNHK・民放各局とも興部中継局から送信される電波を新規に設置された受信点にて受信しケーブルで本局へ伝送している。
- TVhは北海道総合通信網(HOTNET)などを使った専用回線[5]が開通しておらず、配信出来る環境にないことからこれまでは再送信されていなかったが、受信元である興部中継局が2014年10月1日に開局[6]した。これを受け、ケーブルテレビ側でも再送信する準備を進め、2014年11月13日から再送信を開始した[7]。
- また、NHK-FM(86.0MHz)、AIR-G'(83.1MHz)の網走局は再送信しているが、オホーツク管内では開局していないFMノースウェーブは再送信していない。
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ 夢は世界への発信西興部村のケーブルTV22日で開設6年 - 北海道新聞1995年11月18日朝刊北見オホーツク版27面
- ^ 村もニューメディア時代西興部でCATVが開局 - 北海道新聞1989年11月23日朝刊29面
- ^ 西興部村全戸に光回線CATV全国初村内LANを構築 -北海道新聞2001年11月21日朝刊4面
- ^ マルチメディアゲーム通じ体感西興部で「IT夢」開館 - 北海道新聞2001年12月2日朝刊33面
- ^ 例:導入事例:ブロードバンドコミュニケーション:情報通信カンパニー:古河電工
- ^ 北海道内の地上デジタル放送局の開局状況(2014年10月10日現在) - 総務省北海道総合通信局 2014年10月16日閲覧
- ^ 村長からのメッセージ 第187号 (PDF) - 西興部村ホームページ(2014年11月14日)※インターネットアーカイブによるキャッシュ