西部開拓史 (1954年の映画)
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西部開拓史 | |
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Homesteader Droopy | |
監督 | テックス・エイヴリー |
脚本 | ヘック・アレン |
製作 |
ロバート・ベントレー ウォルター・クリントン グラント・シモンズ マイケル・ラー |
製作総指揮 | フレッド・クインビー |
音楽 | スコット・ブラッドリー |
配給 | メトロ・ゴールドウィン・メイヤー |
公開 | 1954年7月10日 |
上映時間 | 7分32秒 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
前作 | 西部の大決闘 |
次作 | デキシーランド犬 |
『西部開拓史』(せいぶかいたくし、原題:Homesteader Droopy、1954年7月10日)は、アメリカ合衆国の映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー (MGM) に所属していたアニメーターのテックス・アヴェリーによる作品のひとつ。
スタッフ
[編集]- 監督 テックス・アヴェリー
- 製作総括 フレッド・クインビー
- 音楽 スコット・ブラッドリー
- アニメーション製作 ロバート・ベントレー、ウォルター・クリントン、グラント・シモンズ、マイケル・ラー
- 脚本 ヘック・アレン
- 背景 ジョン・ディドリック・ジョンソン
内容
[編集]幌馬車に乗り、開拓地を目指すドルーピー一行。しかし、そこには様々な困難が待っていた。食事や、大きな川を渡ったり、インディアンの襲来等の困難を乗り越えて、広い草原を開拓する。そこに家を建て、農業用の柵を作る。
ちょうどそこに、湖の水を飲んでいた牛がいた。しかし、湖に柵を張られて水が飲めなくなった牛は腹を立て、街にいたオオカミに訴える。それを知ったオオカミは、早速馬に乗り、ドルーピーを妨害しようと画策するが、全て失敗に終わる。
オオカミは、銃で対決する。その甲斐があったのか、ドルーピーを人質にすることに成功する。しかし、まだドルーピーの息子がいた。オオカミはドルーピーの息子に「変な音たてるな!」と怒り、ミルクに繋がっていたホースに息を吹きかけると、小屋から風船のように膨らんだ牛が浮いている。
その様を見て柄の悪い笑い声で笑うと、ドルーピーの息子が腹を立て、オオカミをやっつけてしまう。最終的にオオカミはドルーピーのお手伝いさんにさせられてしまう。
登場するキャラクター
[編集]- ドルーピー
- 声 - 玉川良一(旧吹き替え)、中尾隆聖(新吹き替え)
- 今回は開拓者になっている。
- ドルーピーの妻
- 声 - 荘司美代子(旧吹き替え)、三石琴乃(新吹き替え)
- 今回のみ登場する。銃の扱いはかなりの腕前である。
- ドルーピーの息子
- 声 - 不明(旧吹き替え)、三石琴乃(新吹き替え)
- 上記の2人の一人息子。まだ赤ん坊で、ミルクが無いと泣いたりするが、怒ると今までにない力を発揮する。
- オオカミ
- 声 - 小林清志(旧吹き替え)、岩崎ひろし(新吹き替え)
- 今回の悪役。髭がはえている。旧地上波版では「悪いことなら何でも手伝う男 ダン」という異名を持つ。「これが西部の掟なのさ」が口癖である(新吹き替え版では、「これが西部のやり方なんでな」となっている)。
- ヘラジカ
- 普段は壁に掛けてある置物だが、怒ると相手に猛突進する。
日本でのテレビ放映
[編集]TBS版の『トムとジェリー』の短編に挟まれて放映されていた。