西野春雄
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西野 春雄(にしの はるお、1943年-)は、日本の文学研究者。法政大学名誉教授。専門は能楽・中世文学。2021年瑞宝中綬章受章。
略歴
[編集]1943年、青森県八戸市に生まれる。法政大学文学部を卒業し、同大学院博士課程を単位取得満期退学する。法政大学文学部教授、野上記念法政大学能楽研究所所長を経て、名誉教授。復曲能「当願暮頭」「雪鬼」「実方」「松山天狗」「常陸帯」、新作能「草枕」「ジャンヌ・ダルク」の能本作成を担当した。 2021年瑞宝中綬章受章[1][2][3]。
著作
[編集]- 『世阿弥 能の本を書く事、この道の命なり』(ミネルヴァ書房〈ミネルヴァ日本評伝選〉、2024)
共著
[編集]編・校訂
[編集]- 『能・狂言事典』(平凡社、1987、増補版1999、増訂2011)、羽田昶と編集委員
- 『上杉本乱曲集 能楽資料集成』(わんや書店、1993)
- 『謡曲百番 新日本古典文学大系57』(岩波書店、1998)
- 解説『能・狂言・風姿花伝 新潮古典文学アルバム』(新潮社、1992)
- 監修『能面の世界』(平凡社コロナ・ブックス、2012)
参考
[編集]- 『日本人のこころの言葉 世阿弥』
- 『能面の世界』
脚注
[編集]- ^ 秋の叙勲受章者毎日新聞 2021/11/3 東京朝刊
- ^ 『官報』号外第250号、令和3年11月4日
- ^ “令和3年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 17 (2021年11月). 2023年2月17日閲覧。