西野智彦
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西野智彦 (にしのともひこ) | |
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生誕 |
西野智彦 1958年10月30日(66歳) 日本・長崎県 |
国籍 | 日本 |
教育 | 慶應義塾大学 |
職業 |
元新聞記者 元放送プロデューサー |
活動期間 | 1981年 – 現在 |
西野 智彦(にしの ともひこ、1958年10月30日 - )は、TBSホールディングス・TBSテレビ業務監査室長(監査役)。元時事通信社記者、元放送プロデューサー。
経歴
[編集]1958年長崎県生まれ[1]。福岡県立東筑高等学校、慶應義塾大学卒業[1]後、時事通信社に入社。経済記者として通産省、日本銀行、経団連、外務省、首相官邸、大蔵省を担当し、1995年3月には東京銀行と三菱銀行の合併[2]をスクープした。
その後、1995年12月付で時事通信を退社[3]。1996年1月、東京放送(現・TBSテレビ)へ移籍した。
TBSでは報道局に在籍。経済部記者として日銀や大蔵省を担当後、1999年7月より『JNN報道特集』の番組ディレクターを担当[4]。2001年に政治部記者に就任。後に『NEWS23』の編集長を経て番組プロデューサーとして『Nスタ』を立ち上げた。前任の星野誠の取締役報道・情報制作担当に異動に伴い、2012年4月1日付でTBSテレビ報道局長に就任。その後、総務局長を経て業務監査室に異動。2021年現在はTBSホールディングス・TBSテレビ両社の監査役を務めている。
日本の財政・金融政策の決定過程に対する検証をテーマに長年その解明に取り組んできたことが評価されて、2023年度の日本記者クラブ賞を受賞した[5][6]。
担当番組
[編集]- 過去担当番組
著書
[編集]- 『検証 経済失政--誰が、何を、なぜ間違えたか』(時事通信社 軽部謙介との共著、岩波書店、1999年)
- 『検証 経済迷走--なぜ危機が続くのか』(岩波書店、2001年)
- 『改革政権が壊れるとき』(江田憲司との共著、日経BP、2002年)
- 『検証 経済暗雲--なぜ先送りするのか』(岩波書店、2003年)
- 『ドキュメント 通貨失敗--戦後最悪のインフレはなぜ起きたのか』(岩波書店、2022年)
脚注
[編集]- ^ a b “検証経済暗雲 なぜ先送りするのか 著者紹介”. 岩波書店. 2013年2月5日閲覧。
- ^ 両行は1996年4月に合併して東京三菱銀行となり、2006年1月にUFJ銀行(2002年1月に三和銀行と東海銀行が合併して発足)を吸収合併して現在の三菱UFJ銀行となった。
- ^ 早稲田大学 現代政治経済研究所 2012年11月26日 経済ジャーナリズム研究部会(部会主任:若田部 昌澄)研究会開催のご案内
- ^ “検証 経済失政 ―誰が,何を,なぜ間違えたか 著者紹介”. 岩波書店. 2014年12月10日閲覧。
- ^ 「記者クラブ賞にTBS西野智彦氏」『毎日新聞』2023年4月29日。
- ^ 「2023年度日本記者クラブ賞・特別賞受賞インタビュー」『日本記者クラブ会報』第639号、日本記者クラブ、2023年5月10日、2頁、 オリジナルの2023年5月17日時点におけるアーカイブ。