観音寺 (潮来市)
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観音寺 | |
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観音寺薬師堂 | |
所在地 | 茨城県潮来市上戸624 |
山号 | 瑠璃光山 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
創建年 | 大同2年(807年) |
開山 | 徳一大士 |
中興年 | 観応2年(1351年) |
中興 | 乗印僧都 |
公式サイト | 小野小町伝説の残る創建1200年の古刹‐観音寺‐茨城県潮来市 真言宗豊山派 観音寺 WEBSITE |
法人番号 | 3050005006555 |
観音寺(かんのんじ)は、茨城県潮来市にある真言宗豊山派の寺院。
歴史
[編集]807年(大同2年)、徳一大士によって開山された。徳一大士は法相宗の僧侶であり、当初は法相宗の寺院であった。後になって真言宗豊山派に転宗した[1]。
元々は現在地より西に位置していたが、1351年(観応2年)に乗印僧都によって現在地に移転し中興された[1]。
茨城県の文化財に指定されている薬師堂は[注 1]、方三間寄棟造り、茅葺きの小ぶりな建物で、細部手法は和様建築を主体としつつも、柱上部は粽(ちまき)を付すとともに台輪(だいわ)をめぐらし、板壁を縦張り目、抜き打ちとするなど唐様式(禅宗様)も折衷している[2][3]。建立年代の詳細は明らかではないが、細部の装飾などの特徴から室町時代末期の建築と考えられている[3]。
また当寺には、小野小町が眼病平癒の祈願をし、成就したという伝説が残されている[1]。
文化財
[編集]- 鰐口(茨城県指定文化財 昭和33年3月12日指定)[4]
- 観音寺薬師堂[注 2](茨城県指定文化財 昭和44年3月20日指定)[5][3]
- 観音寺の山門(潮来市指定文化財 昭和42年8月31日指定)[6]
- 木造不動明王坐像(潮来市指定文化財 昭和42年8月31日指定)[6]
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薬師堂
(茨城県指定有形文化財) -
本堂
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山門
(潮来市指定有形文化財) -
参道入口
交通アクセス
[編集]- 潮来駅より車7分。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 茨城県地域史研究会(出典)では、「観音寺本堂」として紹介しているが、ここでは現地案内板に合わせた。
- ^ 茨城県のサイト(出典)では、「観音寺本堂」として紹介しているが、ここでは現地案内板に合わせた。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年