言式
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言式(げんしき)は梅津瑞樹と橋本祥平による日本の演劇ユニット[1]。2023年7月に結成を発表[2]、 同年10月に博品館劇場にて旗揚げ公演『解なし』が上演された[3][4][5]。
概要
[編集]所属していた虚構の劇団が2022年に解散した後[6]、梅津瑞樹が表現の母体として何か作りたいと考えていたところ[1][7][8]、日本テレビのバラエティ番組『ろくにんよれば町内会』(2022年4月 - 2023年3月)で共演していた橋本祥平[9]の番組内でのエチュードを見るうちに、俳優としての橋本に惚れ込み声をかけ結成に至る[1][7][8]。
橋本も、役者人生10年を迎えてこの先どのように歩んでいくか考えていたタイミングで声をかけられ、好きなことができる場所があるという心強さに惹かれ応諾[1]。
ユニット名について
[編集]ユニット名の言式とは「試み」の分解であり常にやりたいことを試みる、という意味が込められている[10][11]。
ユニットを結成するにあたり、方向性について話し合う中で「試せる場所があることが大事」ということで「試」の文字を分解して言式はどうかと橋本が提案。梅津も「言葉の式を組み立てるというのもこれまで“言葉”というものをすごく大事にしてきたので、しっくりきた」と語る[1]。
公演
[編集]旗揚げ公演『解なし』(2023年)
[編集]- 2023年10月25日から29日にかけて銀座博品館劇場にて上演[4]。
- 梅津瑞樹が脚本・演出・出演の三役を務める。オムニバス形式の二人芝居[1][2]。
- 当初は全7公演の予定だったが、追加公演が決まり全8公演となる[12][13]。
- 千穐楽公演はシアターコンプレックスでライブ配信された[1][3]。
- 出演者
- スタッフ
その他
[編集]或るいは、ほら(2024年)
[編集]第2弾『或るいは、ほら』が2024年12月19日から29日までIʼM A SHOWで上演[21][22]。
- キャスト
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- 梅津瑞樹・橋本祥平[23]
- スタッフ
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i 梅津瑞樹、橋本祥平「言式『解なし』│梅津瑞樹 × 橋本祥平 インタビュー」『ローチケ演劇宣言!』(インタビュー)(インタビュアー:黒豆直樹)、ローソンエンタテインメント、2023年10月15日。
- ^ a b c d 「“果てない道”へ…梅津瑞樹が初の脚本・演出に挑む言式『解なし』共演は橋本祥平」『ステージナタリー』ナターシャ、2023年7月28日。2023年10月25日閲覧。
- ^ a b 「言式『解なし』開幕、梅津瑞樹が橋本祥平ファンに“謎マウント”「まだ見たことのない祥平を」」『ステージナタリー』ナターシャ、2023年10月25日。2023年10月25日閲覧。
- ^ a b 「【ゲンシキ】初の脚本・演出を手掛ける梅津瑞樹「おじいちゃんになるまで続けたい」×橋本祥平「早く梅津瑞樹という才能を見てほしい」、二人芝居で挑むオムニバス劇 言式『解なし』が開幕!舞台写真&囲み取材の詳細レポートUP」『スマートボーイズ』幻冬舎コミックス、2023年10月25日。2023年10月25日閲覧。
- ^ 「梅津瑞樹プロデュース、橋本祥平と共同企画の演劇ユニット 言式『解なし』公開ゲネプロ・会見ダイジェスト」2023年10月27日。YouTubeより2024年5月26日閲覧。
- ^ 「虚構の劇団が解散、最終公演『日本人のへそ』で盛大な花火を打ち上げる」『ステージナタリー』ナターシャ、2022年7月30日。2023年10月25日閲覧。
- ^ a b GIRLS CONTINUE Vol.11 (2023), p. 67.
- ^ a b Sparkle vol.54 (2023), p. 46.
- ^ 「2.5次元界トップを走る6人が、バラエティ進出で感じる「もっと…」『ろくにんよれば町内会』」『マイナビニュース』(インタビュー)(インタビュアー:佐々木なつみ)、マイナビ、2022年4月24日。2023年10月25日閲覧。
- ^ 「梅津瑞樹、初の脚本・演出で橋本祥平の二人芝居!言式『解なし』上演決定」『エンタステージ』ナノ・アソシエーション、2023年7月28日。2023年10月25日閲覧。
- ^ 「言式」。2023年10月25日閲覧。
- ^ 「梅津瑞樹が初の脚本と演出を手掛け、橋本祥平とともにおくる二人芝居 言式『解なし』の追加公演決定」『SPICE』イープラス、2023年9月2日。2023年10月25日閲覧。
- ^ “【ゲンシキ解禁】梅津瑞樹初脚本・演出作品、橋本祥平と贈る二人芝居のオムニバス、言式『解なし』追加公演が決定!”. スマートボーイズ. 幻冬舎コミックス (2023年9月2日). 2023年10月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 「STAFF」『言式『解なし』公式サイト』。2023年10月25日閲覧。
- ^ TAKA / こんどうたかふみ [@ta1227ka] (2023年9月21日). "舞台『解なし』TAKAが音楽を務めさせて頂くことになりました。". X(旧Twitter)より2024年5月26日閲覧。
- ^ 若林佑太 [@yutawakabayashi] (2023年10月25日). "実は稽古場アンダーとして携わらせていただいておりました。". X(旧Twitter)より2024年5月26日閲覧。
- ^ “言式『解なし』”. S-SIZE. 2023年10月25日閲覧。
- ^ “梅津瑞樹が初の脚本・演出を手掛ける、言式『解なし』を上演 オムニバス形式の二人芝居で共演は橋本祥平”. SPICE. イープラス (2023年7月28日). 2023年10月25日閲覧。
- ^ 雑誌『Sparkle』 [@Sparkle_stage] (2023年10月11日). "遅ればせながら『Sparkle54』パネル展にお邪魔してきました". X(旧Twitter)より2024年5月26日閲覧。
- ^ TSUTAYA EBISUBASHI (OSAKA) [@T_EBISUBASHI] (2023年10月5日). "『Sparkle vol.54』パネル展開催中". X(旧Twitter)より2024年5月26日閲覧。
- ^ 「今年も試させていただきます、梅津瑞樹&橋本祥平の言式 第2弾は『或いは、ほら』」ナターシャ、2024年8月23日。2024年8月31日閲覧。
- ^ 「言式(GENSHIKI)待望の第二弾公演決定!言式『或いは、ほら』梅津瑞樹と橋本祥平よりコメントが到着!」『ローチケ演劇宣言!』ローソンエンタテインメント、2024年8月23日。2024年8月31日閲覧。
- ^ 「梅津瑞樹×橋本祥平の“言式”第2弾!「喜劇?悲劇?或いは・・・ほら。」」『エンタステージ』ナノ・アソシエーション、2024年8月23日。2024年8月31日閲覧。
- ^ 「梅津瑞樹プロデュース×橋本祥平による共同企画 演劇ユニット・言式 第二弾公演が上演決定」『SPICE』イープラス、2024年8月23日。2024年8月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 「STAFF」『言式 公式サイト』。2024年8月31日閲覧。
参考文献
[編集]- 「梅津瑞樹 言式『解なし』」『STAGE navi vol.84』産経新聞出版、2023年9月25日。ISBN 978-4-8191-5307-2。国立国会図書館書誌ID:033065499。
- 「head-to-head 梅津瑞樹×橋本祥平」『Sparkle vol.54』メディアボーイ、2023年10月5日。ISBN 978-4-86388-436-6。国立国会図書館書誌ID:033080833。
- 「言式『解なし』梅津瑞樹×橋本祥平 撮り下ろし&1万字対談」『GIRLS CONTINUE Vol.11』太田出版、2023年10月27日。ISBN 978-4-7783-1896-3。
外部リンク
[編集]- 言式 公式サイト
- 言式 (@genshiki_info) - X(旧Twitter)