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諸国名所百景

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
諸国名所百景
版画のシリーズ
成立日1859 編集
題名諸國名所百景 編集
ジャンル浮世絵錦絵名所絵 編集
作者二代目 歌川広重 編集
出版元魚屋栄吉 編集
本国日本 編集
作品または名前の言語日本語 編集
出版日1859 編集

諸国名所百景』(しょこくめいしょひゃっけい)は、二代歌川広重による浮世絵木版画の連作である。

概要

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作品は二代広重を襲名した翌年安政6年(1859年)4月から文久元年(1861年)9月頃にかけて魚栄から出版された名所絵のシリーズであり、二代広重の代表的力作とされる[1][2]

初代六十余州名所図会名所江戸百景に倣い、日本全国の百景を目指したものの遂に完成をみなかった[3]

作品一覧

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作品枚数は79,81,85,90など諸説あるが、ここでは二代広重考(二)の「二代広重作品目録」に従って[2]、以下に85図(出版年月順、一部画像なし)を示す[1][4]

出典

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  1. ^ a b 吉田 1991a, pp. 16–22.
  2. ^ a b 吉田 1991b, pp. 4–6.
  3. ^ 京 1938, pp. 16–18.
  4. ^ 松木 1938, p. 28.

参考文献

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  • 京夢生「二代廣重筆諸國名所百景」『浮世絵界』第3巻、第10号、浮世絵同好会、16-18頁、1938年10月。NDLJP:1534160/19 , Wikidata Q122981887
  • 松木喜八郞「山を描いた浮世繪版畫」『浮世絵界』第3巻、第8号、浮世絵同好会、26-28頁、1938年8月。NDLJP:1534158/28 , Wikidata Q122981772
  • 吉田漱「二代広重考(一)-墓所解明と作家論-」『浮世絵芸術』第100号、16-29頁、1991年5月。doi:10.34542/ukiyoeart.878ISSN 0041-5979 , Wikidata Q122981624
  • 吉田漱「二代広重考(二)-二代広重作品目録(未定稿)」『浮世絵芸術』第101号、3-17頁、1991年7月。doi:10.34542/ukiyoeart.888ISSN 0041-5979 , Wikidata Q122981485

外部リンク

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  • ウィキメディア・コモンズには、諸国名所百景に関するカテゴリがあります。