警察用航空機
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警察用航空機(けいさつようこうくうき、英語: Police aviation)とは、警察が運用する航空機。
説明
[編集]主にアメリカ合衆国などの航空大国で、市街地や山岳地帯の警戒・警邏・捜索に使用されている。元々、アメリカでは警察装備にヘリコプターを使用することが多かったが、それが世界各国の警察にも広まった。操縦士は警察官。
アメリカは土地が広大でヘリコプターのみでは間に合わないため、軽飛行機も運用している。これに対して、日本のエアポリスはヘリコプターのみで、飛行機の配備はない。その理由として、島国で山も多く、複雑な地形が多い日本では犯人や行方不明者の捜索に飛行機が適さないためである。
世界のエアポリス
[編集]ICPOにおける飛行装備
[編集]ICPO(国際刑事警察機構)は多数のヘリコプターを保有するが、専用飛行機も保有している。主に幹部移送・偵察・捜査・警戒・広域捜索の各任務で運用している。機体はホワイトカラーでICPOの紋章が刻まれている。
関連項目
[編集]- 都道府県警察航空隊
- ランニングポリス
- サイクルポリス
- 司法機関による無人航空機利用
- Justice Prisoner and Alien Transportation System(略称:JPATS、通称:Con Air、コンエアー) - アメリカ、連邦保安官局の航空囚人輸送・不法滞在者輸送部門。2023年8月現在、ボーイング737を4機保有する。