谷克二
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谷 克二(たに かつじ、1941年3月5日 - )は、日本の小説家。狩猟冒険小説の第一人者として知られる。
経歴
[編集]1963年、早稲田大学商学部を卒業。ドイツに渡りフォルクスワーゲン社に勤務する。
帰国後、創作活動を開始し、1974年の処女作「追うもの」で第1回野性時代新人賞を受賞する。
1978年には『狙撃者』で第5回角川小説賞を受賞する。
『サバンナ』「スペインの短い夏」「越境線」が直木賞候補となる。
現在、テレビ宮崎『MIYAZAKI経済ナビ』の「わが心の宮崎」という、国内のトップ企業の中枢にいる宮崎県出身者に話を聞くシリーズにおいて、聞き手として出演している。
著書
[編集]- サバンナ (角川書店、1976年)
- 越境線 (角川書店、1977年)
- 狙撃者 (角川書店、1978年)
- 地中海の真珠 (角川書店、1979年)
- 追うもの (角川書店、1979年)
- フォルクスワーゲン18番工場 (文藝春秋、1980年)
- 皇帝の残した影 (主婦と生活社、1980年)
- カリフォルニア・ブルー (角川書店、1981年)
- 蒼き火焔樹 (角川書店、1983年)
- アルテミスの微笑 すばらしきフィールド・ライフ (TBSブリタニカ、1985年)
- 双頭の鷲のごとく (徳間書店、1987年)
- アラスカ羆の谷 (冬樹社、1988年)
- 黄金の報酬 (徳間書店、1988年)
- 暗号名(コードネーム)はトロイの木馬 (徳間書店、1989年)
- 追跡者 (徳間書店、1990年)
- フィナンシャル・ゲーム (日本経済新聞社、1991年)
- 老猿 (徳間書店、1993年)
- マイスターの国―伝統がはぐくむドイツ (河出書房新社、1995年)
- 神の大きな手 (河出書房新社、1999年)