谷山兵三
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谷山 兵三(たにやま ひょうぞう、1913年1月25日 - 1990年7月4日[1])は、日本の薬学者。長崎大学名誉教授。日本薬学会有功会員。徳島文化女子短期大学元学長。
経歴
[編集]大阪府吹田市出身[1]。1938年に長崎医科大学附属薬学専門部卒業[2]。大日本製薬、大阪帝国大学、京都帝国大学での研究を経て、1944年に大阪薬学専門学校(現大阪大学)講師に就任しその後、同校教授を経て大阪大学医学部助教授、近畿大学薬学部教授を歴任[2]。1961年に長崎大学教授、1963年に同大学薬学部長に就任し1965年まで務めた[2][3]。1970年に再び同大学薬学部長に就任し1972年まで務めた[3]。
長崎大学退官後は徳島文化女子短期大学学長、大阪医療技術学園専門学校理事長、大阪生物工学専門学校(現大阪動植物海洋専門学校)名誉学長を歴任[2]。
1949年 京都大学薬学博士。論文の題は「ベンゾチアゾール誘導体の合成研究」[4]。
1955年に日本薬学会奨励賞(鈴木賞)受賞[5]。1985年、勲三等旭日中綬章を受章[1]。1990年、肺癌のため死去[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c d 『現代物故者事典 1988~1990』(日外アソシエーツ、1993年)p.403
- ^ a b c d 野島庄七「有功会員谷山兵三先生の死を悼む」(PDF)『ファルマシア』第26巻第12号、1990年、p.1284、NAID 110003659060、2010年8月23日閲覧。
- ^ a b “長崎大学薬学部:学部概要:歴代学部長・研究科長”. 長崎大学. 2010年8月23日閲覧。
- ^ 博士論文書誌データベース
- ^ “日本薬学会奨励賞歴代受賞者”. 日本薬学会. 2010年8月23日閲覧。