谷岡健吉
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谷岡 健吉(たにおか けんきち、1948年2月 - ) は、日本の工学者。NHK放送技術研究所長、海洋研究開発機構招聘上席技術研究員、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校医学部客員教授、映像情報メディア学会副会長などを歴任した。恩賜発明賞、産学官連携功労者表彰等受賞。
人物・経歴
[編集]高知県高知市の開業医の家に生まれる。高知市立潮江中学校を経て、1966年高知工業高等学校電気科卒業、日本放送協会入局。1989年NHK放送技術研究所映像デバイス研究部主任研究員。1994年博士(工学)(東北大学)。1995年NHK放送技術研究所イメージデバイス研究副部長。1997年NHK放送技術研究所撮像デバイス主任研究員。2000年NHK放送技術研究所撮像デバイス部長。2004年NHK放送技術研究所放送デバイス部長(局長級)。2006年NHK放送技術研究所所長(理事待遇)。2008年定年退職、高知工科大学客員教授。2011年東京電機大学工学部客員教授。2015年ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校医学部客員教授(放射線医学)[1][2]。2019年順天堂大学客員教授。メディカル・イノベーション・コンソーシアム副理事長[3]。元映像情報メディア学会副会長[4]。海洋研究開発機構基盤技術研究開発グループ招聘上席技術研究員[5]。
受賞
[編集]- 1982年 鈴木記念賞[2]
- 1983年 放送文化基金賞[2]
- 1990年 放送文化基金賞[2]
- 1991年 市村学術賞功績賞[2]、丹羽高柳賞論文賞[2]、SMPTE Journal Award[2]
- 1993年 高柳記念奨励賞[2]
- 1994年 大河内記念技術賞[2]
- 1996年 全国発明表彰恩賜発明賞[2]
- 2002年 放送文化基金賞[2]
- 2008年 文部科学大臣表彰科学技術賞[2]、産学官連携功労者表彰日本学術会議会長賞[2]
- 2012年 前島密賞[2]、丹羽高柳賞功績賞[2]
脚注
[編集]- ^ 谷岡健吉「超高感度HARP撮像管の発明と今思うこと」『電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン』第11巻第2号、電子情報通信学会、2017年、138-147頁、doi:10.1587/bplus.11.138、ISSN 1884-4863、NAID 130006041698。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 辛辣な人との出会いや自分の失敗が自分の潜在能力を引き出してくれるOplusE
- ^ 順天堂大学の特任教授、客員教授に就任
- ^ 映像情報メディア学会 元副会長 谷岡 健吉 - 日本工学会
- ^ メンバー 海洋研究開発機構
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