豊原周春
表示
豊原 周春(とよはら ちかはる、嘉永元年5月23日〈1848年6月23日〉 ‐ 没年不明)とは、江戸時代末期から明治時代にかけての浮世絵師。
来歴
[編集]豊原国周の門人。姓は長谷川、名は竹次郎。画姓として豊川を称し、魁鶯斎、周春、薫洲と号す。下谷金杉に住む。作画期は明治10年代から明治20年代(1877年 - 1887年)にかけてで、役者絵や揃物の「東京名所図」などを描いている。
作品
[編集]- 『当世都々一真盛』1冊 ※刊行年不明、周春挿絵
- 『不破名古屋競角伝』1冊 ※刊行年不明。桜沢堂山編、周春挿絵
- 『上州伊香保温泉乃略図』 ※地誌
- 「東京名所之内 上野公園競馬図」 大判錦絵 明治17年(1884年)
- 「東京名所之内 両国橋大花火之真図」 大判錦絵3枚続 明治20年
- 「東京名所之内 招魂社」 大判錦絵、揃物のうち 明治21年
- 「東京名所之内 京橋銀座通り図」 大判錦絵、揃物のうち 明治21年
- 「東京名所之内 愛宕山瓦斯灯」 大判錦絵、揃物のうち 明治21年
- 「東京名所之内 新ばしステーション着車」 大判錦絵、揃物のうち 明治21年
- 「東京隅田川花盛の図」 大判錦絵3枚続 江戸東京博物館所蔵