豊島正之
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豊島 正之(とよしま まさゆき、1955年10月 - )は、日本の言語学者。専門は中世日本語文献学。北海道大学助教授・東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授、上智大学文学部教授を経て、上智大学名誉教授。
キリシタン資料の研究で知られるほか、JIS X 0208:1997、JIS X 0213:2000のふたつの文字コードでは規格制定委員を務め、『言語学大辞典』や『国語学』(国語学会学会誌)、漢字規範データベース等、各種データベースの電子化などにとり組んでいる。
人物情報 | |
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生誕 | 1955年(68 - 69歳) |
国籍 | 日本 |
出身校 |
東京大学 文学部 東京大学大学院人文科学研究科 |
学問 | |
研究分野 | 中世日本語文献学 |
研究機関 |
東京大学 北海道大学 東京外国語大学 上智大学 |
学位 | 文学修士(東京大学) |
略歴
[編集]- 1979年3月 - 東京大学文学部言語学科卒業
- 1981年3月 - 東京大学大学院人文科学研究科言語学専攻修士課程修了
- 1985年9月 - 東京大学大学院人文科学研究科言語学専攻博士課程単位取得退学
- 1985年4月 - 東京大学文学部言語学講座助手
- 1986年4月 - 北海道大学文学部助教授
- 1996年4月 - 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教授
- 2008年4月 - 同教授
- 2013年4月 - 上智大学文学部教授
- 2023年4月 - 同名誉教授[1]
研究業績
[編集]- 1982年 「初期キリシタン文献の文語文に見える「ともに」について」『国語と国文学』59 (2)
- 1984年
- 「「ぎやどぺかどる」の巻末字集に就て」『国語と国文学』61 (1)
- 「『開合』に就て」『国語学』136
- 1987年 『キリシタン版ぎやどぺかどる: 本文・索引』清文堂
- 1995年 「ロドリゲス文典の音声記述: 自筆写本類を資料として」『築島裕先生古稀記念国語学論集』汲古書院
- 2001年 「解説」尾原悟編『ぎやどぺかどる』キリシタン研究38、教文館
- 2002年 「キリシタン文献の漢字整理について」『国語と国文学』79 (11)
- 2005年 「言語普遍の系譜」真島一郎編『だれが世界を翻訳するのか』人文書院
- 2006年 「国字本キリシタン文献のimpositionに就て」『訓点語と訓点資料』 119
- 2009年 「キリシタン版の文字と版式」小宮山博史・府川充男編『活字印刷の文化史』勉誠出版
- 2010年 「前期キリシタン版の漢字活字に就て」『国語と国文学』87 (3)
- 2011年 『ひですの経』八木書店 折井善果・白井純と共著
- 2012年 『天草版ラテン文典』八木書店 カルロス・アスンサンと共著
論文
[編集]脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 豊島正之 - researchmap
- 豊島正之 - J-GLOBAL
- 豊島正之 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
- 個人によるホームページ