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豊根村立富山中学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
豊根村立富山中学校
過去の名称 富山村立富山中学校
国公私立の別 公立学校
設置者 豊根村
設立年月日 1947年4月
共学・別学 男女共学
所在地 431-4121
愛知県北設楽郡豊根村大字富山字市原29番地1
ウィキポータル 教育
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豊根村立富山中学校(とよねそんりつ とみやまちゅうがっこう)は、かつて愛知県北設楽郡豊根村大字富山字市原29番地1にあった公立中学校。2015年(平成27年)3月に閉校となった[1][2]。愛知県の最北東端にあった中学校である。併設された豊根村立富山小学校との小中一貫校だった。富山村や豊根村では弓道が盛んであり、弓道部は東三河大会や愛知県大会などで好成績を上げていた。

歴史

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屋外運動場と校舎
  • 1947年(昭和22年)4月 - 北設楽郡富山村富山村立富山小学校の校舎を間借りして富山村立富山中学校が開校。
  • 1955年(昭和30年) - 佐久間ダムの建設に伴って富山村山中・河内・佐太地区が水没。
  • 1958年(昭和33年)12月 - 鉄筋コンクリート造3階建ての校舎が完成。鉄筋コンクリート造の学校校舎は北設楽郡初。
  • 1970年(昭和45年) - プールが竣工。
  • 1971年(昭和46年) - 荷物運搬架線を建設。
  • 1981年(昭和56年) - 屋根付き屋外運動場が完成。
  • 1985年(昭和60年)5月 - 山村留学制度を導入。
  • 1988年(昭和63年) - 生徒数が一桁となる。
  • 2005年(平成17年) - NPO法人が10年間中止されていた山村留学制度を再開[3]
  • 2005年(平成17年) - 豊根村が愛・地球博でフレンドシップ相手国となったキルギス共和国在日大使らが来校。
  • 2005年(平成17年)11月27日 - 富山村が豊根村に編入されたことで豊根村立富山中学校に改称。
  • 2013年(平成25年) - 山村留学生が過半数となる[3]
  • 2015年(平成27年)3月 - 閉校[1][2]。富山小学校・富山中学校を合わせた全校児童生徒18人のうち11人が山村留学生だった[3]

生徒数

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  • 1947年(昭和22年) - 62人
  • 1957年(昭和32年) - 32人
  • 1967年(昭和42年) - 38人
  • 1977年(昭和52年) - 15人
  • 1987年(昭和62年) - 11人
  • 1997年(平成9年) - 6人

脚注

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  1. ^ a b "旧日本一小さな村はいま 小中学校閉校 山村留学に幕 また富山で集まろう" 中日新聞 2015年03月29日
  2. ^ a b 閉校式では、大勢の方にご参加いただき、ありがとうございました。富山小中学校、ありがとう! 豊根村立富山小中学校、2015年03月28日
  3. ^ a b c "学校統廃合:山村留学で地域の核…かつて「人口最少の村」" 毎日新聞 2015年04月17日

参考文献

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  • 『北設楽郡の教育: 新教育制度50年記念誌』北設楽地方教育事務協議会
  • 『六三制教育七十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校長会、2018年

関連項目

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外部リンク

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