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豊橋市自然史博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
豊橋市自然史博物館
Toyohashi Museum of Natural History
豊橋市自然史博物館の位置(愛知県内)
豊橋市自然史博物館
愛知県内の位置
施設情報
専門分野 自然史
研究職員 8名
事業主体 豊橋市
管理運営 豊橋市
延床面積 6,984m2
開館 1988年5月1日
所在地 441-3147
愛知県豊橋市大岩町字大穴1-238
位置 北緯34度43分16.1秒 東経137度25分55.6秒 / 北緯34.721139度 東経137.432111度 / 34.721139; 137.432111座標: 北緯34度43分16.1秒 東経137度25分55.6秒 / 北緯34.721139度 東経137.432111度 / 34.721139; 137.432111
外部リンク 豊橋市自然史博物館
プロジェクト:GLAM
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豊橋市自然史博物館(とよはしししぜんしはくぶつかん)は、豊橋市豊橋総合動植物公園内にある自然史系博物館。地球誕生から現在にいたる生物の進化と、郷土の自然について学べる。エドモントサウルスの実物1体を含む12体の恐竜全身骨格が見られる。

概要

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1983年に豊橋市はアメリカデンバー自然史博物館(現:デンバー自然科学博物館en))と友好提携を結び、植物食恐竜、エドモントサウルス・アネクテンスの化石を購入した。それを目玉展示物として市制施行80周年記念事業として自然史博物館が建設され、1988年に開館した。建物は、昭和63年度「第20回中部建築賞」を受賞している[1]1992年に自然史博物館、動物園、遊園地の敷地・設備が整備され、全体として豊橋総合動植物公園となった[2][3][4]

展示において高いところは大人向け、低いところは子供向けの展示を行う「二段展示」が取り入れられている[5][6]

附属施設として、石巻山の中腹に豊橋市石巻自然科学資料館がある[7]

施設

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常設展示として古生代展示室、中生代展示室、エドモントサウルス展示室、新生代展示室、ガラパゴス物語展示室、郷土の自然展示室がある。特別企画展示室では、年に1回の特別企画展が開催されるほか、それ以外の期間は大型映像が上映される。博物館前の広場は野外恐竜ランドとなっており、実物大の恐竜模型が10体ある[8]

2018年には大型映像シアターを日本最大級の幅約18m、高さ約10mの巨大スクリーンに改装し、東海地方初となる最新鋭のシステムによる3D映像の4K映像作品や、2D版でも明るく、くっきりとした映像での上映を開始している[9][10]

資料

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古生物部門67,849点、岩石・鉱物部門8,853点、植物部門34,336点、動物部門442,376点を収集保管している(2020年3月31日現在)[11]

交通アクセス

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  • JR東海道本線二川駅(豊橋総合動植物公園東門まで徒歩約6分)
  • 国道1号動植物園入口交差点(豊橋市大岩町)より南へ 駐車場(1,650台、普通車200円)
  • 豊橋市中心部からは約6キロで車で10分、浜松市中心部からは約35キロで車で50分

画像

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脚注

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  1. ^ 昭和63年度 第20回中部建築賞 入選作品” (PDF). 一般財団法人東海建築文化センター. 2018年4月29日閲覧。
  2. ^ 博物館概要”. 豊橋市自然史博物館. 2018年4月29日閲覧。
  3. ^ 松岡敬二ほか 『豊橋市自然史博物館展示解説』 豊橋市自然史博物館、71頁、2017年3月20日。
  4. ^ 豊橋市自然史博物館(吉川博章、加藤千茶子)編 『豊橋市自然史博物館開館20周年記念シンポジウム「復元-恐竜のすがたにせまる-」報告書』 豊橋市自然史博物館、39頁、2008年12月26日。「復元-恐竜のすがたにせまる-」報告書
  5. ^ 古生代展示室”. 豊橋市自然史博物館. 2018年4月29日閲覧。
  6. ^ 松岡敬二 「博物館と生涯学習」 『展示論―博物館の展示をつくる』 日本展示学会編、雄山閣、2010年7月20日、166〜169頁。ISBN 978-4-639-02149-0
  7. ^ 豊橋市石巻自然科学資料館”. 豊橋市自然史博物館. 2018年4月29日閲覧。
  8. ^ 展示案内”. 豊橋市自然史博物館. 2018年4月29日閲覧。
  9. ^ 豊橋市自然史博物館大型映像が3D化リニューアルします”. 豊橋市自然史博物館. 2021年6月30日閲覧。
  10. ^ 豊橋市自然史博物館の大型映像が3Dに”. 東愛知新聞. 2021年6月30日閲覧。
  11. ^ 収集資料”. 豊橋市自然史博物館. 2021年7月7日閲覧。

外部リンク

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