豊田昌継
豊田 昌継 (とよだ まさつぐ) | |
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生誕 |
????年??月??日 日本 |
国籍 | 日本 |
別名 |
天満天神繁昌亭企画戦略室[1] 元産経新聞編集委員 |
教育 | 関西学院大学 |
職業 |
ジャーナリスト コラムニスト 元新聞記者 |
豊田 昌継(とよだ まさつぐ)は、日本のジャーナリスト、コラムニスト。上方落語の定席「天満天神繁昌亭」の「企画戦略室」。元産経新聞編集委員。
略歴
[編集]滋賀県立石山高等学校卒業。1990年(平成2年)関西学院大学卒業後、4月産業経済新聞社入社[2]。夕刊フジの記者を経て、2011年(平成23年)から産経新聞文化部編集委員。2018年、洲本支局長(兵庫県洲本市)。2020年(令和2年)2月に退職し天満天神繁昌亭(上方落語協会)「企画戦略室」に[1]。
人物
[編集]学生時代に演芸作家(脚本家、演出家)を志望していた[3]。産経新聞では30年近く音楽・漫才・落語などの取材に加え、イベントの企画・立案も担当した[1]。
豊富な経験をもとに芸能やテレビ業界のタブーにも斬り込むコラム「豊田昌継の甘辛テレビ[1]」を執筆。産経新聞のニュースサイト「産経ニュース」でもアクセス数が多い。2013年6月8日のコラムでは、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」の関西エリアの視聴率が関東と比べ低い理由を、東西の演芸(お笑い)文化の違いから考察。アクセス数の多さから、後日、この記事を新聞紙面に掲載する際、急遽「1面(表紙)に昇格」したほどである。一方で、コラムは「週刊誌によくある単なる毒舌企画」とは異なり、「ピリリと辛みをきかせながらもテレビへの深い愛情」という、タイトル通りの甘さと辛さを込めており、「読者と同じテレビウオッチャーとしての視線と、取材者としての豊富な情報とが両立」している点が人気の理由という[4]。
執筆で「“番組宣伝”の片棒を堂々と、かつぎたくない」と宣言。一方で、良い番組と判断した場合、「今回は許して下さい。NHK総合で24日から始まる土曜ドラマ「夫婦善哉」(午後9時~同58分、全4話)。前評判がいいんですよ」と、出演女優尾野真千子の熱演ぶりを紹介、「芸達者で通る森山さんを受けて立つ尾野さんのしぐさが愛らしくて、意地らしくて…」と高く評価している[5]。
また、付き合いの深い元毎日放送(MBS)テレビプロデューサーで同志社女子大学教授の影山貴彦と産経新聞の読者向けに「あなたの知らないテレビの世界」と題してたびたび対談イベントを開催している[6][7][8]。
そのほか、ytv漫才新人賞や新進落語家競演会の審査員も務めており[9]、支局長として赴任した「淡路島の自然や人々にすっかり魅了されてしまって、終(つい)の住み家はここだ!って心に決めていた」が、上方落語協会の会長の笑福亭仁智から「協会の変革に力を貸してほしい」とヘッドハンティングされ、天満天神繁昌亭に移籍した[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c d “落語の魅力、未来へつなげ 繁昌亭再開、元記者が動画配信など奔走=中川悠 /大阪” (日本語). 毎日新聞. (2019年9月25日) 2020年10月13日閲覧。
- ^ フェイスブック 豊田 昌継さんの自己紹介
- ^ 2013年4月27日【豊田昌継の甘辛テレビ】「たかじん復帰」追い風に乗ったテレビ大阪 『たかじんNOマネー』のグレードアップ
- ^ 産経新聞朝刊2013年7月29日「ネットのゲンバ じぇ!人気コラムが1面昇格」
- ^ 2013年8月21日【豊田昌継の甘辛テレビ】尾野真千子ガチの“どつき”の魅力、NHK「夫婦善哉」の評判がイイ
- ^ 2017年8月23日 【甘辛テレビ】「ジャニーズ事務所は後悔」「『ひよっこ』に悪人は出ない」「武井咲『黒革』出演の理由」影山教授対談イベント回顧
- ^ 2018年1月17日【甘辛テレビ】「わろてんか」が笑えない? 「ホンネテレビ」を報じないTV界…影山教授対談イベント回顧
- ^ 2018年6月13日【甘辛テレビ】TOKIO問題など元MBSの影山教授と対談 今期イチ押し番組は「チコちゃん」
- ^ よせぴっオフィシャルブログ2018年1月20日「新進落語家競演会」新人賞は咲之輔さん
関連項目
[編集]- 鳥居洋介 - 産経新聞社取締役。豊田の関西学院大学の先輩
- 井口文彦 - 産経新聞大阪本社執行役員編集局長。豊田の上司
- 石野伸子 - 産経新聞特別記者。豊田の文化部の先輩
- 滋賀県立石山高等学校
- 関西学院大学の人物一覧