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豊竹藤太夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

豊竹 藤太夫(とよたけ とうだゆう)は人形浄瑠璃文楽座太夫

略歴

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初代。本名:林 洋(はやし ひろし)

  • 1955年(昭和30年)10月23日、三重県度会郡大宮町(現:大紀町)生まれ
  • 1978年(昭和53年)3月、玉川大学文学部芸術学科演劇専攻卒業
  • 1977年(昭和52年)4月、劇団新国劇に入団。辰巳柳太郎書生となる
  • 1977年(昭和52年)7月、林洋の名で中座で初舞台
  • 1980年(昭和55年)3月、劇団新国劇退団
  • 1980年(昭和55年)4月、国立劇場文楽第七期研修生となる
  • 1982年(昭和57年)4月、9代目竹本文字太夫(7代目竹本住太夫)に入門し、竹本文字久太夫(たけもともじひさだゆう)を名のる
  • 1982年(昭和57年)7月、朝日座で初舞台
  • 2004年(平成16年)6月、国の重要無形文化財「人形浄瑠璃文楽」の保持者に認定(総合認定)される
  • 2009年(平成21年)8月より国立劇場養成課講師も務める
  • 2019年(平成31年)4月、初代豊竹藤太夫(とよたけとうだゆう)と改名[1]

受賞歴

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  • 1994年(平成 6年) 1月 - 第22回(平成5年度)文楽協会賞
  • 1994年(平成 6年)11月 - 平成5年度因協会奨励賞
  • 1996年(平成 8年) 1月 - 第24回(平成7年度)文楽協会賞
  • 1997年(平成 9年) 1月 - 第16回(平成8年)国立劇場文楽賞文楽奨励賞
  • 1998年(平成10年)1月 - 第26回(平成9年度)文楽協会賞
  • 2001年(平成13年)1月 - 第20回(平成12年)国立劇場文楽賞文楽奨励賞
  • 2003年(平成15年)1月 - 第31回(平成14年度)文楽協会賞
  • 2006年(平成18年)1月 - 平成16年度因協会奨励賞
  • 2010年(平成22年)4月 - 十三夜会奨励賞
  • 2016年(平成28年)4月 - 第35回(平成27年)国立劇場文楽賞文楽優秀賞
  • 2017年(平成29年)2月 - 平成28年度大阪文化祭賞優秀賞
  • 2020年(令和2年) 3月 - 令和元年度大阪文化祭賞<第一部門>
  • 2023年(令和5年) 3月 - 第42回(令和4年度)国立劇場文楽賞優秀賞

その他

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  • 1999年(平成11年)1月- 2月: 産経新聞木曜日夕刊に「旅のエッセイ」を連載
  • 2009年(平成21年)1月-12月: 産経新聞第二火曜日夕刊に「花の姿風の心」を連載

脚注

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  1. ^ 文楽 豊竹藤太夫の気ままな絵日記

外部リンク

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