貞宗寺
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貞宗寺 | |
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所在地 | 神奈川県鎌倉市植木656 |
位置 | 北緯35度20分54.2秒 東経139度30分44.9秒 / 北緯35.348389度 東経139.512472度座標: 北緯35度20分54.2秒 東経139度30分44.9秒 / 北緯35.348389度 東経139.512472度 |
山号 | 玉縄山 |
院号 | 珠光院 |
宗旨 | 浄土宗 |
本尊 | 阿弥陀三尊 |
創建年 | 慶長16年(1611年) |
開山 | 暁誉源栄 |
開基 | 貞宗院 |
法人番号 | 2021005001938 |
貞宗寺(ていそうじ)は、神奈川県鎌倉市植木にある浄土宗の寺院。山号は玉縄山。玉縄山珠光院貞宗寺と称す。本尊は阿弥陀三尊。開基は貞宗院(西郷局の母、徳川秀忠の祖母)。開山は大長寺住職暁誉源栄。境内は梅の名所として知られる。
歴史
[編集]貞宗寺は、貞宗院が晩年を過ごした屋敷の跡地に建てられた寺である。慶長14年(1609年)に没した貞宗院の遺言によって慶長16年(1611年)に創建された。
はじめは大長寺の末寺だったが一時衰退。その後再興され、寛文12年(1672年)に徳川家綱より鎌倉郡高谷内に寺領10石の寄進を受け、芝増上寺の末寺となった。
境内にあった寺子屋は明治6年(1873年)5月の学制発布にともない「玉縄学校」(後の鎌倉市立玉縄小学校)と呼ばれる小学校となった。
関東大震災によって山門・土蔵・庫裏・本堂などが倒壊してしまい、大震災以前の建物は長屋門のみとなっている(後年本堂は再建された)。
伽藍
[編集]- 本堂
- 関東大震災によって倒壊するも再建される。本尊の阿弥陀三尊や法然上人像、徳川将軍歴代の位牌・貞宗院木像などが安置されている。
- 長屋門
- 貞宗院御廟
- 貞宗院を祀った木造の廟。廟内には貞宗院の墓と伝わる宝篋印塔が建つ。
文化財
[編集]交通
[編集]参考文献
[編集]- 『鎌倉の寺 小事典』かまくら春秋社