赤ど漬
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赤ど漬(あかどづけ)とは熊本県の内、阿蘇市などの阿蘇地域、特に旧一の宮町で作られる漬物の一つである。
概要
[編集]あかど芋(茎の赤い里芋)の茎(葉柄)の部分を使った漬物で、鮮やかな赤色とザクッとした食感が特徴である[1]。馬刺しと色合いや食べ方が似ることから、「畑の馬刺し[1]」「阿蘇の馬刺し[2][3]」とも称される。
作り方
[編集]- 赤土芋の茎から葉を切り落としてきれいに水洗いした後、塩を使って手で揉む。
- 一晩おくと茎がしんなりとするので、塩を振りながら樽に漬け込み、最後に上から酢を振りかけ、落とし蓋をして重石をする。
- 10日位で食べごろとなる。
好みで生姜醤油や青唐辛子を漬け込んだ醤油をかける[1][2]。
脚注
[編集]- ^ a b c “あかど漬け・あかどいも(阿蘇市)”. 阿蘇地域世界農業遺産推進協会. 2021年1月18日閲覧。
- ^ a b “阿蘇名物「赤ど漬け」仕込み 里芋の茎使い /熊本” (jp). Mainichi Daily News. (2019年10月10日) 2021年1月18日閲覧。
- ^ “郷土料理紹介 - 東京熊本県人会”. kumamoto-kenjinkai.com. 2021年1月18日閲覧。
- ^ “くまもとふるさと食の名人 食の名人検索 / 熊本県地産・地消サイト”. cyber.pref.kumamoto.jp. 2021年1月18日閲覧。