赤坂将軍塚古墳
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赤坂将軍塚古墳 | |
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墳丘・石室開口部 | |
所在地 | 長野県上田市殿城1340(字石矢) |
位置 | 北緯36度25分3.30秒 東経138度18分31.77秒 / 北緯36.4175833度 東経138.3088250度座標: 北緯36度25分3.30秒 東経138度18分31.77秒 / 北緯36.4175833度 東経138.3088250度 |
形状 | 円墳 |
規模 |
直径17-18m 高さ5m |
埋葬施設 | 両袖式横穴式石室 |
史跡 | 上田市指定史跡「赤坂将軍塚古墳」 |
地図 |
赤坂将軍塚古墳(あかさかしょうぐんづかこふん)は、長野県上田市殿城にある古墳。形状は円墳。上田市指定史跡に指定されている。
概要
[編集]長野県東部、殿城山西麓に築造された古墳である。かつては周辺に古墳が分布したというが、現在は本古墳と塚穴古墳のみが遺存する[1]。古くから開口しており、これまでに発掘調査は実施されていない[1]。
墳形は円形で、直径約18メートル(東西)・約17メートル(南北)、高さ約5メートルを測る[1]。埋葬施設は横穴式石室で、南方向に開口する。巨石を使用した石室で、上田市内の横穴式石室としては最大規模になる[1]。石室内は盗掘に遭っており、副葬品は詳らかでない。
古墳域は1968年(昭和43年)に上田市指定史跡に指定されている。
埋葬施設
[編集]埋葬施設は両袖式横穴式石室で、南方向に開口する。石室の規模は次の通り[1]。
- 玄室:長さ5メートル、幅1.9メートル(奥壁)・2.35メートル(中央)、高さ2.9メートル
- 羨道:長さ3.5メートル、幅1.3メートル
玄室の奥壁は巨石2石の2段積みで、側壁は1段目の大石の上に平石の小口積みによって構築される[1]。羨道の側壁も平石の小口積みによる[1]。天井石は、玄室では4枚、羨道では2枚[1]。
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玄室(奥壁方向)
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玄室(開口部方向)
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羨道(開口部方向)
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羨道(玄室方向)
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開口部
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墳丘
文化財
[編集]上田市指定文化財
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 史跡説明板(上田市教育委員会、1968年設置)