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赤坂将軍塚古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
赤坂将軍塚古墳

墳丘・石室開口部
所在地 長野県上田市殿城1340(字石矢)
位置 北緯36度25分3.30秒 東経138度18分31.77秒 / 北緯36.4175833度 東経138.3088250度 / 36.4175833; 138.3088250座標: 北緯36度25分3.30秒 東経138度18分31.77秒 / 北緯36.4175833度 東経138.3088250度 / 36.4175833; 138.3088250
形状 円墳
規模 直径17-18m
高さ5m
埋葬施設 両袖式横穴式石室
史跡 上田市指定史跡「赤坂将軍塚古墳」
地図
赤坂将軍塚 古墳の位置(長野県内)
赤坂将軍塚 古墳
赤坂将軍塚
古墳
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赤坂将軍塚古墳(あかさかしょうぐんづかこふん)は、長野県上田市殿城にある古墳。形状は円墳。上田市指定史跡に指定されている。

概要

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長野県東部、殿城山西麓に築造された古墳である。かつては周辺に古墳が分布したというが、現在は本古墳と塚穴古墳のみが遺存する[1]。古くから開口しており、これまでに発掘調査は実施されていない[1]

墳形は円形で、直径約18メートル(東西)・約17メートル(南北)、高さ約5メートルを測る[1]。埋葬施設は横穴式石室で、南方向に開口する。巨石を使用した石室で、上田市内の横穴式石室としては最大規模になる[1]。石室内は盗掘に遭っており、副葬品は詳らかでない。

古墳域は1968年昭和43年)に上田市指定史跡に指定されている。

埋葬施設

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石室俯瞰図
左から右に、羨道・玄室。
石室展開図

埋葬施設は両袖式横穴式石室で、南方向に開口する。石室の規模は次の通り[1]

  • 玄室:長さ5メートル、幅1.9メートル(奥壁)・2.35メートル(中央)、高さ2.9メートル
  • 羨道:長さ3.5メートル、幅1.3メートル

玄室の奥壁は巨石2石の2段積みで、側壁は1段目の大石の上に平石の小口積みによって構築される[1]。羨道の側壁も平石の小口積みによる[1]。天井石は、玄室では4枚、羨道では2枚[1]

文化財

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上田市指定文化財

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  • 史跡
    • 赤坂将軍塚古墳 - 1968年(昭和43年)4月24日指定[2][1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i 赤坂将軍塚古墳(上田市マルチメディア情報センター「上田市の文化財」)。
  2. ^ 赤坂将軍塚古墳(公益財団法人 八十二文化財団)。

参考文献

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  • 史跡説明板(上田市教育委員会、1968年設置)

外部リンク

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