超擬態人間
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超擬態人間 | |
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Mimicry Freaks | |
監督 | 藤井秀剛 |
脚本 | 藤井秀剛 |
原案 | 伊藤晴雨 |
製作総指揮 | 山口剛 |
出演者 |
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音楽 | 上田健二 |
撮影 | 藤井秀剛 |
編集 | 藤井秀剛 |
制作会社 | CFA |
製作会社 | POP |
配給 | イオンエンターテイメント |
上映時間 | 80分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『超擬態人間』(ちょうぎたいにんげん、英題:Mimicry Freaks)は、2020年の日本のスラッシャーホラー映画。 第37回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭に出品し、アジア部門グランプリを受賞[1]。 製作総指揮は『探偵物語』『波の盆』など数々の日本テレビドラマを手掛けたプロデュ―サーの山口剛。 監督は『狂覗』『生地獄』の藤井秀剛。
概要
[編集]大正時代の有名な幽霊画家、伊藤晴雨の『怪談乳房榎図』に着想を得、幼児虐待をテーマにしたオリジナル作品[2]。
世界三大ファンタスティック映画祭の1つ、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭アジア映画部門にて、日本映画としては初のグランプリを受賞。全世界48ヶ国で配給された。以降も、富川国際ファンタスティック映画祭、オブスキュラ映画祭など各国の映画祭で高い評価を受ける[要出典]。
新型コロナウイルス流行の影響で当初予定していた4月24日公開は延期。2020年10月30日に日本公開[3]。
監督の藤井は「近年の社会情勢は大人として恥ずかしいことばかりで、その怒り」が原動力となったと述べており[4]、男の幽霊が赤ん坊を抱く姿を描いた日本画『怪談乳房榎図』をポスターにしたいとおもったことが着想の原典となっている。藤井によれば海外では「『超擬態人間』は“悪魔のディズニーランドだ”」と感想を例えられたという[5]。
評価
[編集]- 『Asian Movie Pulse誌』 選出の2019年ベストアジアンホラー 第8位 [6]。
- 『'Easternkicks.com 』のJames Mudgeは、幻想的で野心的なホラー体験!と評価は5星[7]。
出演者
[編集]- 丸山風摩
- 演 -杉山樹志
- 佐竹徹
- 演 -望月智弥
- 元川益暢
- 演 -田中大貴
- 元川佐久羅
- 演 -河野仁美
- 新開真里
- 演 -坂井貴子
- 丸山英之
- 演 -越智貴広
- 永田絵麻
- 演 -宮下純
- 光武蔵人
- 演 -桂弘
- 狂乱男
- 演 -安井大貴
スタッフ
[編集]- 監督・脚本・撮影・編集:藤井秀剛
- エグゼクティブ・プロデューサー:山口剛
- プロデューサー:藤井秀剛、梅澤由香里
- 音楽:上田健二
- 特殊効果:ミヤ・サヴィーニ
- 美術:望月智弥
- 面制作:田中大鬼
- 宣伝・製作:POP
- 制作会社:CFA
- 配給:イオンエンターテイメント
脚注
[編集]- ^ “藤井秀剛監督『超擬態人間』ブリュセル国際ファンタスティック映画祭2019で受賞”. fjmovie.com (2019年4月). 2019年4月閲覧。
- ^ Inc, Natasha (2020年3月5日). “幼児虐待テーマのホラー「超擬態人間」公開、監督は「狂覗」の藤井秀剛”. 映画ナタリー. 2021年1月30日閲覧。
- ^ “超擬態人間 (2018)|シネマトゥデイ”. シネマトゥデイ (2020年10月30日). 2021年1月30日閲覧。
- ^ Inc, Natasha (2020年10月7日). “「超擬態人間」監督インタビュー到着、制作のきっかけは社会情勢に感じた怒り”. 映画ナタリー. 2021年1月30日閲覧。
- ^ “ジャンル映画の鬼才・藤井秀剛が新作『超擬態人間』に込めたカルト・ホラー愛 - 2ページ目 |最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS”. MOVIE WALKER PRESS (2020年10月28日). 2021年1月30日閲覧。
- ^ “The 15 Best Asian Horror / Exploitation Movies of 2019”. asianmoviepulse.com (2019年12月24日). 2019年12月24日閲覧。
- ^ James Mudge (2020年4月9日). “MIMICRY FREAKS”. easternkicks.com. 2020年4月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- Mimicry Freaks - IMDb
- 超擬態人間 (@gitairei) - X(旧Twitter)
- 超擬態人間 (gitairei) - Facebook