足立幸男
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足立 幸男(あだち ゆきお、1947年10月[1] - )は、日本の政治学者。専門は、政治哲学・公共政策学。京都大学名誉教授、京都府立大学客員教授(2008年4月から)。日本公共政策学会第4代会長(2002年6月~2004年6月)、同学会顧問(2004年6月から現在)。名古屋市生まれ。
略歴
[編集]略歴は以下の通り。
学歴
[編集]- 1970年3月 京都大学法学部卒
- 1970年4月~1972年3月 京都大学大学院法学研究科修士課程[要出典]
- 1972年4月~1975年3月 京都大学大学院法学研究科博士課程
- 1992年3月 論題「政策と価値:現在の政治哲学」により法学博士(京都大学)
勝田吉太郎に師事。
職歴
[編集]- 1975年4月 - 1985年3月 帝塚山大学教養学部
- 1985年4月 - 2008年3月 京都大学(教養部、大学院人間・環境学研究科)
- 2008年4月 京都大学名誉教授(現在に至る)、京都府立大学公共政策学部・公共政策学研究科客員教授(現在に至る)
- 2008年4月 ー 2013年3月 関西大学政策創造学部
- 2013年4月- 2018年3月 京都産業大学法学部
- 在外研究:オーストラリア国立大学、シドニー大学、カリフォルニア大学アーバイン校、トロント大学、ロチェスター大学、等。
著書
[編集]単著
[編集]- 『議論の論理――民主主義と議論』(木鐸社、1984年)
- 『政策と価値――現代の政治哲学』(ミネルヴァ書房、1991年)
- 『公共政策学入門――民主主義と政策』(有斐閣、1994年)
- 『公共政策学とは何か』(ミネルヴァ書房、2009年)
編著
[編集]- 『現代政治理論入門――原典で学ぶ15の理論』(ミネルヴァ書房、1991年)
- 『政策学的思考とは何か――公共政策学原論の試み』(勁草書房、2005年)
- 『持続可能な未来のための民主主義』(ミネルヴァ書房、2009年)
共編著
[編集]- (中谷猛)『概説西洋政治思想史』(ミネルヴァ書房、1994年)
- (森脇俊雅)『公共政策学』(ミネルヴァ書房、2003年)
- (Kazuhiro Ueta)Transition Management for Sustainable Development (The United Nations University Press, 2014)
- (Sukehiro Hosono, Jun Iio)Policy Analysis in Japan: The State of the Art (The Policy Press, 2015)
- (田中成明)『政治における法と政策――公共政策学と法哲学の対話に向けて』(勁草書房、2023年)
- (Makoto Usami) Governance for a Sustainale Future: The State of the Aet in Japan (Springer, 2023)Governance for a Sustainable Future: The State of the Art in Japan | SpringerLink
訳書
[編集]- ジョン・デューイ『ドイツ哲学と政治――ナチズムの思想的淵源』(木鐸社、1977年)
- ユージン・カメンカ『フォイエルバッハの哲学』(紀伊國屋書店、1978年)
- ノーマン・バリー『自由の正当性――古典的自由主義とリバタリアニズム』(木鐸社, 1990年)
- Y・ドロア『公共政策決定の理論』(ミネルヴァ書房、2006年)
- Y. ドロア『統治能力』(ミネルヴァ書房、2012年)
受賞
[編集]- 2010年、日本公共政策学会より作品賞を受賞。
- 2018年、日本政治法律学会より現代政治学会賞を受賞[2]。
脚注
[編集]- ^ 商品の説明 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) - Amazon.co.jp
- ^ 学会賞 歴代受賞者一覧日本政治法律学会