跡見学園中学校・高等学校
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跡見学園中学校・高等学校 | |
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北緯35度43分4.3秒 東経139度44分4.2秒 / 北緯35.717861度 東経139.734500度座標: 北緯35度43分4.3秒 東経139度44分4.2秒 / 北緯35.717861度 東経139.734500度 | |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人跡見学園 |
設立年月日 | 1875年(明治8年)1月8日[1] |
創立記念日 | 1月8日 |
創立者 | 跡見花蹊 |
共学・別学 | 女子校 |
中高一貫教育 | 完全一貫制 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学校コード |
C113310500015 中学校) D113310500022 (高等学校) | (
高校コード | 13562D |
所在地 | 〒112-8629 |
外部リンク | 跡見学園中学校高等学校 |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
跡見学園中学校・高等学校(あとみがくえんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、東京都文京区大塚一丁目にある私立女子中学校・高等学校。完全中高一貫校。学校法人跡見学園が設置している。
概要
[編集]校名は創始者の跡見花蹊に由来する、日本人が設立した最古の女子教育機関である[2]。
1915年には大正天皇の即位を記念して紫袴の「平常服」を制定、これが日本の女学校として最初の制服となった[3]。
第二次世界大戦前は上流階級女子の多くが学び、「ごきげんよう」の淵源とされている[4]。
大和和紀の漫画『はいからさんが通る』に登場する女学校「跡無女学館」のモデルとされる[5][6]。
沿革
[編集]- 1859年(安政6年):跡見花蹊が、大阪の中之島にあった父跡見重敬の私塾を受け継ぐ(のち京都に移転)。
- 1875年(明治8年)1月8日:東京市神田中猿楽町において私立跡見学校を開校[1]。
- 1888年(明治21年):小石川柳町へ移転[1]。
- 1913年(大正2年):新校舎落成式。財団法人跡見女学校となる[7]。
- 1933年(昭和8年):大塚新校舎に移転[7]。
- 1944年(昭和19年):跡見女学校を廃止して、跡見高等女学校が発足[7]。
- 1947年(昭和22年):学制改革により跡見学園中等部を設置[7]。
- 1948年(昭和23年):跡見学園高等学校を設置[7]。
- 1950年(昭和25年):跡見学園中等部を跡見学園中学校へ改称[7]。
- 1951年(昭和26年):運営母体が学校法人跡見学園となる[7](財団法人跡見高等女学校からの組織変更)。
- 1990年(平成2年):中学校高等学校の新校舎が竣工。
- 2024年(令和6年)8月29日:東京農業大学と高大連携協定を締結[8]。
学校行事
[編集]4月:入学式、前期始業式、生徒会新入生歓迎会、高1オリエンテーション
- 5月:生徒会スポーツ大会、定期考査、遠足
- 6月:体育祭、中2自然教室、生徒会第1回定例代表委員会
- 7月:定期考査、前期終業式、夏期補講、中1自然教室、海外語学研修
- 8月:夏期補講
- 9月:後期始業式、全校漢字試験、読書感想文コンクール、文化祭、中3修学旅行、高2研修旅行
- 10月:定期考査
- 11月:校外見学、音楽会、・生徒会第2回定例代表委員会、英語スピーチコンテスト、生徒会選挙
- 12月:定期考査、校長訓話、冬期補講
- 1月:開校記念日、校長訓話、全校漢字試験
- 2月:中学校入学試験、中学校合唱コンクール、生徒会第3回定例代表委員会
- 3月:学年末定期考査、卒業式、生徒会送別会、後期終業式
クラブ活動
[編集]- 文化系
- 運動系
- 剣道部
- 水泳部
- ソフトテニス部
- ソフトボール部
- 卓球部
- 体操部
- ダンス部
- バスケットボール部
- バドミントン部
- バレーボール部
- 同好会
このほか週1回、希望者に実費徴収の上「課外授業」が行われている。 開講されているのは以下の講座。
制服
[編集]- ※2016年度モデルチェンジ、濃紺からライトグレーへリモデル。
交通
[編集]著名な出身者
[編集]旧制跡見学校・跡見女学校・跡見高等女学校
[編集]- 芥川文( 芥川竜之介妻)
- 岡本かの子(小説家、岡本一平妻、岡本太郎母)
- 小田切みき(女優)
- 川島芳子(清朝の皇族粛親王愛新覚羅善耆娘、女スパイ)
- 閑院宮恭子女王(皇族、子爵安藤信昭妻)
- 閑院宮茂子女王(皇族、侯爵黒田長礼妻)
- 閑院宮季子女王(皇族)
- 閑院宮載仁親王妃智恵子(皇族、公爵三条実美長女)
- 九条恵子(公爵九条道実(九条道孝長男)妻、伯爵大谷光瑩次女)
- 高田敏子(詩人)
- 橘喜久子(女優)
- 筒井富栄(歌人)
- 中浜いと(歌人、ジョン万次郎孫)
- 三宅花圃(小説家、歌人、三宅雪嶺妻)
- 三好栄子(女優)
- 物集和子(小説家、青鞜社発起人、国学者物集高見娘)
- 森赫子(女優、森律子養女)
- 森律子(女優、衆議院議員森肇娘)
- 山本はな(山本有三夫人)
新制跡見学園中学校・高等学校
[編集]- 絵門ゆう子(元アナウンサー)
- 吉野文(元アナウンサー)
- 大渕愛子(弁護士)
- 小原乃梨子(声優)
- 栗本薫(作家)
- しめぎしがこ(女優)
- 冨田真紀子(女子ラグビー選手)
- 中村久美(女優、小林薫元夫人)※中退
- 西荻弓絵(脚本家、作家)
- 尾花紀子(コンサルタント、アナリスト)
- 政所利子(実業家)
- 林暁代(アナウンサー)
- 長谷川泰子 (ソプラノ歌手)
- 古内東子(歌手、シンガーソングライター、ピアノ演奏者)
- 松田かほり(女優)
- 康本雅子(女優)
- 矢玉みゆき(元アナウンサー)
- 五月女舞香(元アナウンサー)
- 大家彩香(札幌テレビ放送アナウンサー)
- 野坂悦子(翻訳家、作家)
- 高木里代子(ジャズ・ピアニスト)
- 尾島沙緒里(アナウンサー)
- 小田安珠(アナウンサー)※中学校のみ
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 跡見学園の歩み 学園沿革 明治期~大正・昭和初期 跡見学園公式サイト(2024年9月28日閲覧)
- ^ デジタル大辞泉、小学館 コトバンク(2021年2月28日閲覧)
- ^ 跡見学園の歩み 制服 学校法人跡見学園(2021年2月28日閲覧)
- ^ 学校法人跡見学園 (2005年11月12日). “跡見学園-130年の伝統と創造 二 飛躍への助走―中学校高等学校” (PDF). p. 270. 2019年3月17日閲覧。
- ^ 中山まち子:かつては上流階級が集う名門 漫画「はいからさんが通る」のモデル「跡見学園女子大学」とはどのような大学なのか アーバンライフメトロ(2020年8月14日配信)2021年2月28日閲覧
- ^ 別冊宝島編集部『はいからさんが通るの世界』(宝島社、2017年)99頁。
- ^ a b c d e f g 年表 跡見学園公式サイト(2024年9月28日閲覧)
- ^ 【高大連携協定】東京農業大学と高大連携協定を締結しました。跡見学園中学校高等学校公式サイト(2024年9月12日)2024年9月28日閲覧
外部リンク
[編集]- 跡見学園中学校高等学校
- 跡見学園中学校高等学校 (@Atomi_Official) - X(旧Twitter)
- 跡見学園中学校高等学校 (Atomi.Official) - Facebook
- 跡見学園中学校高等学校 - YouTubeチャンネル