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轟の滝 (熊本県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
轟の滝
所在地 熊本県天草市天草町下田北
水系 下津深江川
プロジェクト 地形
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轟の滝(とどろきのたき)は、熊本県天草市天草町下田北にある

概要

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熊本県天草市天草町の下津深江川中流に位置する[1]。滝は熊本県が管理し、周辺の遊歩道やつり橋は天草市が管理している[2]。吊り橋は滝の上に架かっており滝や滝壺を真上から見ることができる[1]。春の、秋の紅葉でも知られる[1]

毎年5月頃から連休には川遊びをする人が多くみられる[1]

2024年(令和6年)8月13日に高校生7人が川遊びをしていたが、同月16日になって全員に嘔吐や下痢の症状が発生した[3]。同様の事例が相次ぎ、同月20日9時現在で4医療機関から46人について有症状による受診が報告され、感染症の可能性もあるため、熊本県では遊泳や水遊びを控えるよう呼びかけを行い水質検査を実施した[3][2]。発症者は天草保健所によると同月21日9時現在で69人[4]、さらに同月23日までで医療機関受診者は子どもを含め109人としている(109人との重複は不明ながら直接保健所に連絡した人が41人おり、うち1人は一時入院していた)[5]。同月27日、水質検査で滝周辺からノロウイルスが検出されたことが発表された[6]

脚注

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  1. ^ a b c d 市政だより 天草 No.314  2021年6月号”. 天草市. 2024年8月21日閲覧。
  2. ^ a b 川遊びの46人が嘔吐や下痢 定期の水質調査なし 熊本・天草”. 毎日新聞 (2024年8月20日). 2024年8月21日閲覧。
  3. ^ a b 天草市轟の滝周辺での川遊びに関する注意喚起について”. 熊本県 (2024年8月20日). 2024年8月21日閲覧。
  4. ^ 天草市「轟の滝」、下痢や嘔吐の症状69人に”. 熊本日日新聞 (2024年8月21日). 2024年8月23日閲覧。
  5. ^ 滝で遊んで感染? 109人が下痢などの被害 川の水にひそむリスク”. 朝日新聞 (2024年8月23日). 2024年8月31日閲覧。
  6. ^ “【速報】「轟の滝」周辺でノロウイルス検出 川遊び後100人以上が“嘔吐・下痢”訴え 熊本・天草市”. TBS NEWS DIG (RKK熊本放送). (2024年8月27日). https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1383733 2024年8月27日閲覧。