コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

農村計画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

農村計画(のうそんけいかく、rural planning)とは、日本において農村で多様化した人間活動の社会、地域文化を対象とするとともに、豊かな自然景観、土地利用、道路水路、生産施設等のフィジカルな領域、物象計画も対象とする総合計画である。

行政の所轄でいえば、農村計画を担当する官庁は農林水産部門(おもに農業や農村に関係する)や建設部門(おもに国土形成や地方・地域計画に関連)である。

関連する学術団体に、農村計画学会がある。

概要

[編集]

農林水産省の各種の単発や施策メニューをみても、従来から続く農村の土地利用・生産環境整備や集落居住環境整備、農村の資源保全、中山間地域対策等に加え、市民農園グリーンツーリズム棚田オーナー利息優良田園住宅など、都市住民の参加・参画・居住を前提としたもの、食育、環境教育、社会教育等の教育部門に関するもの、田園空間博物館(農林水産省、NPO法人等)、緑地ウォーキング等のアメニティや観光に関するものなど、その内容は多極化している。いずれもこれらを単発の事業や施策としてとらえるのではなく、ラーバンデザイン、地域の特徴と中長期的展望を踏まえた農村計画として有機的に検討する必要がある。

学術では農村計画、あるいは農村空間計画、農村整備などの用語が多用されているが、必ずしも法的な定義や明確な概念が確立されていない。さらに近年は農村常住者を対象とするだけが農村計画ではなく、その受益者として都市住民を含めることがあり、農的環境の多面性に着目した広範囲の概念として取りあげられることが多くなってきている。こうした状況を鑑みて農村計画を広義に定義するならば、農村地域の経済と社会と空間あるいは農村居住者の生産と都市居住者を受益者とする多面的な農的環境の提供、都市と農村の交流や対流等を計画の対象とする地域計画ということとしている。 また、狭義に定義するならば、農村計画は国土計画、国土形成計画の体系に属する地域計画の一つであり、都市計画に対比されるものとして位置づけられる。これについては都市と農村の定義が必要となるが、両者は相対的に比較しきれないこともあり、厳密な定義は難しい。

法的な枠組から見れば、日本ではイギリスの都市農村計画法のように農村計画が都心計画と一体的に体系化されてはいない。1968年当時の都市計画法の成立にともなって、1969年に農業振興地域の整備に関する法律(農技法)が成立し、農用地の用途制を含む農村整備の枠組が示されたが、農村計画の法的根拠は必ずしも十分であるとはいえない。 農村計画の対象地成は、国土形成における地方計画や地域計画として位置づけられる場合もあるが、一般には市町村レベルが中心となる。市町村レベルでは、中心市街地を除いた農村遡域を農村計画の対象とするが、近年は即す地域を都巾計画の一部として、都市マスタープランに含めて検討したり、市町村が激白に中心市街地から周辺の農村地域までをまちづくり条例等で規定するような事例も増えている。

また、市町村の一定の農村コミュニティや農村的地区等の小エリアを対象とする農村計画もあるが、市街化調整区域での地区計画策定や集落地域整備法に基づく集落地区計画など、都市計画とのからみで農村計画が策定される場面も増えている。

都市農村計画

[編集]

都市と農村が共生する土地建物利用計画 空間構成のありかたで都市.農村の共生に係る課題を顕在化させ、両方の関係を調整する計画手法や技術攫義人 情報、技術交流の方針等の計画イ判」では、都市計画と農村計画は都市農村計画として一体的に計画策定され、開発・出利用の総合的なコントロールがなされている

都市固有の景観や文化形態が農村地域に広がることを、農村の都市化 (Lurbanization) と呼ばれ、人口や人口密度の増加、都市的土地利用・都市的景観の増加だけでなく、農村的ライフスタイルから都市的ライフスタイルへの変化も含む。近年、急速に都l有が拡大する「都市化社会」から、安定、成熟した「都市型社会」の時代へと大きく変化したといわれる。クラーセンが提唱している都市のライフサイクル仮説は、都市は都市化郊外化、逆都市化再都市化という成長、衰退を繰り広げるとしている。

参考文献

[編集]
  • 安心して住み継げる故郷(くに)づくり : 自然災害、大規模事業、地域衰退にどう取り組むか(農村計画部門,パネルディスカッション,メインテーマ「つなぐ-継承と創生-」,2010年度日本建築学会大会(北陸)) 建築雑誌 125(1606), 69, 2010-07-20
  • 「TMRセンター」への参加が酪農経営の管理に与える影響 : ─大規模酪農専業地帯における事例─ 吉野 宣彦 , 志賀 永一 酪農学園大学紀要. 人文・社会科学編 33(2), 203-212, 2009-04
  • 「ただならぬ普通」の再発見 : 農山漁村景観を文化的景観として継承する(パネルディスカッション,農村計画部門,2008年度日本建築学会大会(中国)) 福島 綾子 建築雑誌 124(1586), 73, 2009-02-20
  • 「ムラカツ セッション2009」報告 農村開発企画委員会推進部 新しい農村計画 (140), 2-11, 2010
  • 「森林セラピー」のビジネスモデル構築に向けた基礎的研究:信濃町におけるモニターツアーの参加者とサービス提供者の意識調査結果をもとに 杉浦 裕二 農村計画学会誌 28(-), 177-182, 2010年2月
  • 2006年ジャワ島中部地震後の農村集落における集落復興GISデータベースの作成とその解析 : プレンブタン集落における建物とその周辺環境の復興を対象として(農村計画) 田中 貴宏 , 山崎 義人 , 山口 秀文 , 重村 力 , 北後 明彦
  • 6001 神奈川県下におけるハクビシン保護地点の空間的特性把握(農村計画) 藤沢 直樹 , 糸長 浩司 研究報告集 II, 建築計画・都市計画・農村計画・建築経済・建築歴史・意匠 (79), 93-96, 2009-03-28
  • 6002 ビオトープ水田の持続的な保全・維持管理にむけた市民の参加支援意識 : 豊岡市コウノトリ野生復帰事業を事例として(農村計画) 藤沢 直樹 , 糸長 浩司 研究報告集 II, 建築計画・都市計画・農村計画・建築経済・建築歴史・意匠 (79), 97-100, 2009-03-28
  • 6003 空き民家における交流宿泊施設への転用に関する実態調査 : 地域資源としての古民家の公共的利活用に関する研究(農村計画) 中田 悟 , 勝又 英明 , 中澤 典紀 研究報告集 II, 建築計画・都市計画・農村計画・建築経済・建築歴史・意匠 (79), 101-104, 2009-03-28
  • 6004 地域資源の保存・再生活動の持続可能性に関する調査・分析 : 山梨県南巨摩郡早川町・赤沢宿の保存・再生活動を通して(農村計画) 堀内 里美 , 坪井 善道 研究報告集 II, 建築計画・都市計画・農村計画・建築経済・建築歴史・意匠 (79), 105-108, 2009-03-28
  • 6005 郊外における健康維持のための居住地周辺生活施設と選択移動手段(農村計画) 本田 悠夏 , 長澤 夏子 , 渡辺 仁史 研究報告集 II, 建築計画・都市計画・農村計画・建築経済・建築歴史・意匠 (79), 109-112, 2009-03-28
  • 6006 清水町第九交響曲演奏会の継続が、地域の活性化に果たした役割(農村計画) 瀬川 玲子 , 本間 博文 研究報告集 II, 建築計画・都市計画・農村計画・建築経済・建築歴史・意匠 (79), 113-116, 2009-03-28
  • 6007 首都圏地域と首都圏外縁地域の里山保全団体の活動特性比較 : 里山保全団体の活動実態と団体代表者・会員意識に関する研究(農村計画) 山口 廣訓 , 田中 圭 , 三橋 伸夫 研究報告集 II, 建築計画・都市計画・農村計画・建築経済・建築歴史・意匠 (79), 117-120, 2009-03-28
  • NPOの継続に関わる財務・人材面の課題とその対策:京都府山城地方における里山保全団体を事例に 淺野 悟史 , 星野 敏 , 九鬼 康彰 農村計画学会誌 28(-), 225-230, 2010年2月
  • エネルギー収支・経済性・環境負荷からみたバイオマス利活用シナリオの評価 清水 夏樹 , 柚山 義人 農村計画学会誌 28(-), 243-248, 2010年2月
  • こだわり農畜産物のブランド化に取り組む:平成21年度農政ジャーナリストの会と(財)農村開発企画委員会との長野県下合同調査 村田 泰夫 新しい農村計画 (140), 49-57, 2010
  • ソーシャル・キャピタルから見た限界集落の居住環境に関する基礎的研究 : 積丹町大字西河町におけるライフストーリーインタビューを通じて 大瀧 悠 , 森 傑 学術講演梗概集. E-2, 建築計画II, 住居・住宅地, 農村計画, 教育 = Summaries of technical papers of Annual Meeting Architectural Institute of Japan. E-2, Architectural planning and design II, Dwelling houses and housing sites, rural planning, education 2009, 389-390, 2009年8月
  • タイにおける村落及び都市コミュニティ基金の現状 萩原 英樹 農村計画学会誌 28(4), 412-419, 2010-03
  • ため池に対する価値観が環境保全の態度と行動意図に与える影響:兵庫県東播磨地域における社会心理学的研究 今井 葉子 , 野波 寛 , 高村 典子 農村計画学会誌 28(-), 219-224, 2010年2月
  • パネルディスカッション (活動報告 農村計画学会2009年度秋期シンポジウム ルーラル・サステイナビリティ) 植田 和弘 , 神吉 紀世子 , 橋本 禅 [他] 農村計画学会誌 28(3), 159-166, 2009-12
  • まちづくりむらづくり 村のにぎわいふたたび 後藤 幸平 農村計画学会誌 29(2), 149-151, 2010年9月
  • ルーラル・サステイナビリティと地域活動組織:ソーシャルキャピタルを豊かにする地域連携共助組織の事例と制度提案 (特集 ルーラル・サスティナビリティ) 小田 一彦 農村計画学会誌 29(1), 50-57, 2010-06
  • ルーラル・サステイナビリティ論序説 (特集 ルーラル・サスティナビリティ) 植田 和弘 農村計画学会誌 29(1), 7-11, 2010年6月
  • わが国の農業経済学分野における多属性型表明選好法とコンジョイント分析の応用:1990年代後半から2005年まで 合崎 英男 農村工学研究所技報 (210), 265-284, 2010-03
  • 改めて地域づくりを考える:地域力向上の視点から 広田 純一 農村計画学会誌 28(4), 401-404, 2010-03
  • 学校給食への地場食材の安定的供給条件:中山間地域における女性農産物直売グループを対象として (特集 農村振興の新たな課題) 山田 浩子 , 今井 健 農村計画学会誌 28(3), 150-156, 2009-12
  • 活動報告 農村計画学会2009年度秋期シンポジウム ルーラル・サステイナビリティ 農村計画学会大会実行委員会 , 農村計画学会学術交流委員会 農村計画学会誌 28(3), 157-166, 2009-12
  • 環境教育を目的とした水田における水稲害虫の発生状況 松野 和夫 , 稲垣 栄洋 , 大石 智広 [他] 農村計画学会誌 28(-), 261-266, 2010-02
  • 基盤整備の有効性に関する調査報告:平成21年度夏季の異常気象下において 北海道農政部農村計画課 畑地農業 (618), 2-9, 2010
  • 居住を核とした農村の持続性に関する試論:環境,コミュニティ,生活文化の持続と相互連関 (特集 ルーラル・サスティナビリティ) 山崎 寿一 農村計画学会誌 29(1), 42-49, 2010年6月
  • 戸別合併浄化槽処理水中の塩類濃度実態と処理水利用時の留意点 治多 伸介 , 櫻井 雄二 農村計画学会誌 28(-), 357-362, 2010年2月
  • 高齢化先行農業集落における経済的・社会的機能の担保条件 杉田 昌也 , 藍澤 宏 農村計画学会誌 28(-), 213-218, 2010年2月
  • 高齢者サロン事業参加者の個人レベルのソーシャル・キャピタル指標の変化 平井 寛 農村計画学会誌 28(-), 201-206, 2010年2月
  • 祭礼行事のソーシャル・キャピタルへの影響:岩手県陸前高田市気仙町けんか七夕を事例に 塚 佳織 , 山本 信次 農村計画学会誌 28(-), 231-236, 2010年2月
  • 山形の地域特性を踏まえた農業・農村施策の展開 矢口 正 , 渡邊 正弘 , 佐藤 和徳 , 高野 晃一 水土の知 : 農業農村工学会誌 : journal of the Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering 77(5), 359-362, 2009-05-01
  • 山村(やま)をたてなおす小さな輝き(研究協議会,農村計画部門,2009年度日本建築学会大会(東北)) 田代 久美 , 大沼 正寛 建築雑誌 125(1600), 59, 2010-02-20
  • 山村は少し引いて確実に守る : 「撤退の農村計画」のチャレンジ(<特集>人口減少時代における農山村と野生生物保全) 林 直樹 ワイルドライフ・フォーラム 14(3、4), 3-5, 2010-02-10
  • 市民参加型による田んぼの草花調査プログラムの開発:畦畔植生を対象とした設計事例 嶺田 拓也 , 松森 堅治 , 廣瀬 裕一 [他] 農村計画学会誌 28(-), 351-356, 2010年2月
  • 次世代につなぎます 美しい農村景観:第5回美の里づくりコンクール 受賞事例 落合 基継 , 農村開発企画委員会推進部 新しい農村計画 (140), 12-25, 2010
  • 自然資源経済とルーラル・サステイナビリティ (特集 ルーラル・サスティナビリティ) 寺西 俊一 , 山川 俊和 , 藤谷 岳 [他] 農村計画学会誌 29(1), 29-35, 2010年6月
  • 社会的企業と農村:欧州・イギリスでの展開から学びえるもの 柏 雅之 農村計画学会誌 29(1), 3-6, 2010年6月
  • 集落ぐるみのサル追い払いによる農作物被害軽減効果:三重県内6地区での検証 山端 直人 農村計画学会誌 28(-), 273-278, 2010年2月
  • 集落における経済事業の持続可能性:戦後の京都府伊根町新井地区における定置漁業の事例から (特集 ルーラル・サスティナビリティ) 小南 仁司 農村計画学会誌 29(1), 36-41, 2010年6月
  • 集落営農組織による中山間地域大規模水田農業の成立可能性:島根県浜田市弥栄町の圃場条件を踏まえた規範分析 (特集 農村振興の新たな課題) 森田 興 , 八木 洋憲 , 安部 聖 農村計画学会誌 28(3), 141-149, 2009-12
  • 集落組織の経験と特性が農地・水・環境保全向上対策の実施に及ぼす影響:滋賀県「農村まるごと保全向上対策」実施42集落を対象とした調査をもとに 中村 省吾 , 星野 敏 , 橋本 禅 [他] 農村計画学会誌 28(-), 381-386, 2010年2月
  • 住民属性を考慮した揚水水車に対する評価構造に関する考察 廣瀬 裕一 , 松森 竪治 , 島 武男 [他] 農村計画学会誌 28(-), 327-332, 2010年2月
  • 所沢市中富地区の歴史的景観保全と農業振興計画:景観保全と農業振興の両立を誘引するソーシャル・キャピタルの形成と変容 (特集 農村振興の新たな課題) 淵野 雄二郎 , 千年 篤 , 坂本 周謙 農村計画学会誌 28(3), 128-134, 2009-12
  • 書評 熊谷宏・堀口健治・進士五十八・倉内宗一・原剛 共著『わが国農業・農村の再起』 村田 泰夫 農村計画学会誌 29(2), 154-156, 2010年9月
  • 女性でひろげる地産地消:平成21年度食アメニティコンテスト受賞事例 林 賢一 新しい農村計画 (140), 26-48, 2010
  • 小学校の環境教育活動における地域資源の利活用:栃木県公立小学校の地域特性による比較 渡辺 真季 , 三橋 伸夫 , 本庄 宏行 農村計画学会誌 28(-), 207-212, 2010年2月
  • 小学校区における地域自治組織の再編プロセス:「場」の生成の視点から (特集 農村振興の新たな課題) 中塚 雅也 , 川口 友子 , 星野 敏 農村計画学会誌 28(3), 135-140, 2009-12
  • 条件不利地域における内発的発展の要因と推進体制に関する研究:京都府舞鶴市杉山集落を事例として 山下 良平 , 星野 敏 , 九鬼 康彰 農村計画学会誌 28(-), 375-380, 2010年2月
  • 条例策定過程における関係主体の役割と相互作用:篠山市自治基本条例を事例として 窪田 和矢 , 星野 敏 , 九鬼 康彰 [他] 農村計画学会誌 28(-), 291-296, 2010年2月
  • 森林組合作業班員採用に関する班長の意識調査:兵庫県但馬地域内7森林組合を対象として 林 宇一 農村計画学会誌 28(-), 237-242, 2010年2月
  • 進むべきは進み、引くべきは少し引いて確実に守る──「撤退の農村計画」の農山村再生ビジョン (特集 過疎法延長、農山村再生へのビジョン) 林 直樹 ガバナンス (110), 25-27, 2010年6月
  • 人が織りなす農村集落のランドスケープ (農村計画学会2010年度春期シンポジウム 農村を測る:生態系に焦点をあてて) 山本 勝利 農村計画学会誌 29(2), 138-142, 2010年9月
  • 水系・景観に着目した篠山市福住集落の空間構成:篠山市福住地区伝統的建造物群保存対策調査に関連して 山崎 寿一 , 池田 秀範 農村計画学会誌 28(4), 426-432, 2010-03
  • 水田農業集落における獣害対策改善効果の検証 奥村 啓史 , 九鬼 康彰 , 武山 絵美 [他] 農村計画学会誌 28(-), 393-398, 2010年2月
  • 生ごみの有効利用を目的としたバイオマス利用プラントに対する住民の経済評価:静岡県富士宮市を事例として 間々田 理彦 , 田中 裕人 農村計画学会誌 28(-), 279-284, 2010年2月
  • 生物多様性と生態系サービスの経済学的評価 (農村計画学会2010年度春期シンポジウム 農村を測る:生態系に焦点をあてて) 吉田 謙太郎 農村計画学会誌 29(2), 132-137, 2010年9月
  • 戦後復興期イギリスにおける農村計画の構想:『スコット委員会報告』(1942年)の分析 本内 直樹 人文学部研究論集 (23), 133-150, 2010-01
  • 選択実験による郷土種に配慮した森林公園整備の経済的評価 吉田 謙太郎 , 中西 智紀 農村計画学会誌 28(-), 189-194, 2010年2月
  • 滞在型市民農園利用者への支援を目的とした地元住民組織の実態および計画上の注意点:クラインガルテン八千代の「田舎の親せき制度」を事例として 牧山 正男 , 北村 さやか , 井上 真美 農村計画学会誌 28(-), 309-314, 2010年2月
  • 大規模建築物に係る調整・協議の手法と手続:イギリス都市農村計画法を中心に 洞澤 秀雄 PRI review (35), 60-71, 2010
  • 大都市近郊に位置する京都府木津川市鹿背山地区における1880年代以降の里山景観の変遷 岩佐 匡展 , 深町 加津枝 , 奥 敬一 [他] 農村計画学会誌 28(-), 321-326, 2010年2月
  • 棚田畦畔の草刈り管理がコモリグモ類の個体数の動態に及ぼす影響:静岡県菊川市倉沢地区の「千框の棚田」の調査事例 稲垣 栄洋 , 松野 和夫 , 大石 智広 [他] 農村計画学会誌 28(-), 267-272, 2010年2月
  • 丹後半島山間部の棚田景観の変遷と棚田の残存要因に関する研究 深町 加津枝 , 大岸 万里子 , 奥 敬一 [他] 農村計画学会誌 28(-), 315-320, 2010年2月
  • 地域自治組織の規約の類型と活動展開 吉田 直史 , 中塚 雅也 農村計画学会誌 28(4), 420-425, 2010-03
  • 地域住民の農業水利施設維持管理への参加要因 山本 忠男 , 長澤 徹明 農村計画学会誌 28(-), 387-392, 2010年2月
  • 地域住民主体の組織による滞在型市民農園の管理・運営の実態 井上 真美 , 牧山 正男 農村計画学会誌 28(-), 249-254, 2010年2月
  • 地域用水機能管理の段階的活性化要因に関する研究 宮田 亮 , 高橋 弘 , 服部 俊宏 [他] 農村計画学会誌 28(-), 339-344, 2010年2月
  • 中山間地域における農地保全に関わる労働投入量の推計:集落カードデータの利用による 八木 洋憲 農村計画学会誌 28(4), 405-411, 2010-03
  • 直売所への参加が農家の生産と今後の意向に与える影響 益崎 慈子 , 山路 永司 農村計画学会誌 28(-), 333-338, 2010年2月
  • 伝統的循環型社会の維持と変容:ミャンマー連邦カレン州東部カレン村落における不安定な政治環境への対応を事例として 佐々木 研 農村計画学会誌 28(-), 303-308, 2010年2月
  • 冬期湛水水田の水収支観測に基づいた湛水可能面積の試算:重力式灌漑による湛水圃場を事例として 田村 孝浩 , 谷本 岳 , 石田 憲治 農村計画学会誌 28(-), 285-290, 2010年2月
  • 道の駅の計画・設立・運営における地域住民の連携:宮城県大崎市岩出山地域あ・ら・伊達な道の駅を事例として 大西 千絵 , Barolli Blendi , 柴田 孝 農村計画学会誌 29(2), 107-112, 2010年9月
  • 農業水利施設の維持管理作業に対する参加促進要因の考察 山本 忠男 , 喜多 丈典 , 長澤 徹明 農村計画学会誌 29(2), 101-106, 2010年9月
  • 農山村地域と大学の共創まちづくり・むらづくり : 来訪者とつくる連携のカタチ(パネルディスカッション,農村計画部門+都市計画部門,2009年度日本建築学会大会(東北)) 川口 友子 建築雑誌 125(1600), 75, 2010-02-20
  • 農生態学からみた農山漁村の生物多様性の評価 (農村計画学会2010年度春期シンポジウム 農村を測る:生態系に焦点をあてて) 日鷹 一雅 農村計画学会誌 29(2), 126-131, 2010年9月
  • 農村の新しいガバナンスが創る国土(研究協議会,農村計画部門,2008年度日本建築学会大会(中国)) 前田 真子 建築雑誌 124(1586), 72, 2009-02-20
  • 農村共働空間の構築へ向けて : 新たな地域空間戦略の構想(農村計画部門,研究協議会,メインテーマ「つなぐ-継承と創生-」,2010年度日本建築学会大会(北陸)) 建築雑誌 125(1606), 68, 2010-07-20
  • 農村共有資源の共同管理とソーシャル・キャピタルに関する研究 (特集 農村振興の新たな課題) 古澤 慎一 , 木南 莉莉 農村計画学会誌 28(3), 121-127, 2009-12
  • 農村景観の保全・形成に向けたデザインコードの読み取りとその意義 北澤 大佑 , 藤本 信義 , 齋藤 雪彦 農村計画学会誌 28(-), 297-302, 2010年2月
  • 農村計画学会2010年度春期シンポジウム 農村を測る:生態系に焦点をあてて 農村計画学会学術交流委員会 農村計画学会誌 29(2), 125-146, 2010年9月
  • 農村計画学会中堅研究者座談会 農村計画学は農村にどう貢献できるのか 遠藤 和子 , 清水 夏樹 , 橋本 禅 [他] 農村計画学会誌 29(2), 92-99, 2010年9月
  • 農村計画学会歴代会長座談会 農村計画の20世紀の成果と21世紀の課題と展望 青木 志郎 , 佐藤 洋平 , 辻 雅男 [他] 農村計画学会誌 29(2), 84-91, 2010年9月
  • 農村地域における女性の子育て・農業参画に対する家族成員間協力と地域支援のあり方 菅原 麻衣子 , 藍澤 宏 , 有馬 洋太郎 農村計画学会誌 28(-), 195-200, 2010年2月
  • 農村地域の市町村内通勤流動量推定手法の開発 能美 誠 農村計画学会誌 28(-), 183-188, 2010年2月
  • 農村地域の持続可能な発展とクリエイティブ産業 (特集 ルーラル・サスティナビリティ) 後藤 和子 農村計画学会誌 29(1), 21-28, 2010-06
  • 農村地域の創造環境と文化資本再生:持続可能な農村の理念・実現の根拠・政策 (特集 ルーラル・サスティナビリティ) 池上 惇 農村計画学会誌 29(1), 12-20, 2010年6月
  • 農地・水・環境保全向上対策への参加条件と地域ぐるみ共同活動の実状:地域資源管理への非農家の参加が見られる兵庫県福崎町を事例に 本田 恭子 , 山下 良平 農村計画学会誌 28(-), 345-350, 2010年2月
  • 農本思想と開発理念:山崎延吉の農村計画をめぐる思想からの接近 岩崎 正弥 愛知大学綜合郷土研究所紀要 55, 73-86, 2010
  • 福島県本宮市での地域協働活動に参加して:参加女子大生は何を感じたか 農村開発企画委員会推進部 新しい農村計画 (140), 58-65, 2010
  • 米国NPOによる戸建住宅地の自治マネジメント手法 : ラドバーンとケントランドの比較考察 森 傑 学術講演梗概集. E-2, 建築計画II, 住居・住宅地, 農村計画, 教育 = Summaries of technical papers of Annual Meeting Architectural Institute of Japan. E-2, Architectural planning and design II, Dwelling houses and housing sites, rural planning, education 2009, 371-372, 2009年8月
  • 北海道開拓期における殖民区画制度の計画原理と集落デザイン 柳田 良造
  • 木津用水路における水質の簡易浄化 一阪 郁久 , 田上 雅之 , 鈴木 舞子 水土の知 : 農業農村工学会誌 : journal of the Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering 77(9), 740-741, 2009-09-01
  • 役員経験が住民の地域活性化意識に与える影響:滋賀県木之本町S地区を事例に 柴田 善秀 , 星野 敏 , 九鬼 康彰 [他] 農村計画学会誌 28(-), 369-374, 2010年2月
  • 湧水環境改善に関わる行政の施策と市民組織に関する研究:静岡県三島市を事例として 藤原 真人 , 春山 成子 農村計画学会誌 29(2), 113-118, 2010年9月
  • 姨捨棚田における区画形態の動態的産業遺産価値による文化的景観保全 内川 義行 , 木村 和弘 農村計画学会誌 28(-), 255-260, 2010年2月