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辺野喜橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
辺野喜橋
基本情報
日本の旗 日本
所在地 沖縄県国頭郡国頭村
交差物件 辺野喜川
建設 1981年
構造諸元
形式 単純鋼桁RC床版橋
材料 耐候性鋼
全長 35m
6.5m
最大支間長 40m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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辺野喜橋(べのきばし)は、かつて沖縄県国頭郡国頭村辺野喜川に架かっていた橋。

概要

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沖縄県により建設され、1981年に供用開始。後に国頭村に移管され、村道として使われていた[1]

塗装不要の耐候性鋼[2]を採用していたが、海岸に近かったため、桁内部から塩害による腐食が進んだ[1]

2004年11月、崩落の危険があるとして通行止めにした[3]が、撤去の予算がつかず[1]そのままになっていた。

2009年6月25日の集中豪雨で橋桁が傾くなどの変化が生じたため緊急に撤去の準備を進めていた[2]が、同年7月15日午後5時37分に左岸寄り[3]で橋桁が折れ曲がり崩落した。通行止めとなっていたため、人的被害は生じなかった。崩落当時は琉球大学土木研究所構造物メンテナンス研究センターによるモニタリング調査が行われており、橋梁管理者への崩落過程の映像配信などが行われた[4]

同月19日までに撤去が完了したが、近くの橋をう回路としているため架け替えは予定されていない[2]

脚注

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  1. ^ a b c 『橋梁と基礎』2009年11月号
  2. ^ a b c 福岡政経調査会
  3. ^ a b 2009年7月17日付沖縄タイムス(2009年12月11日閲覧)
  4. ^ 土木研究所構造物メンテナンス研究センター (PDF)

座標: 北緯26度47分49.5秒 東経128度13分57.4秒 / 北緯26.797083度 東経128.232611度 / 26.797083; 128.232611