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辻利平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

辻 利平(つじ りへい、1900年4月22日[1] - 1988年4月15日)は、日本の洋画家[2]。 

来歴

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明治33年(1900年)、長崎県北松浦郡星鹿村(現・松浦市星鹿町)生まれ。大正11年(1922年)長崎師範学校卒業後に教師となる。その後、大正14年(1925年)に東京美術学校図画師範科に入学、昭和3年(1928年)卒業。大阪で大谷学園に勤務しながら斎藤与里に師事した[3][4]

昭和8年(1933年)に第1回東光会展でT氏奨励賞を受賞、第14回帝展で入選。昭和15年(1940年)に東光会会員となる。昭和41年(1966年)に第9回日展で菊華賞受賞、昭和45年(1970年)より日展会員[4]。昭和41年(1966年)から夙川学院短期大学造形美術科主任教授、昭和48年(1973年)名誉教授[3]

紺綬褒章、松浦市名誉市民(1975年)、長崎新聞文化賞(1981年)などの栄誉を受けた。

昭和63年(1988年)4月15日、肺炎のため死去[4]。87歳没。

出典・脚注

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  1. ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus
  2. ^ 辻利平 20世紀日本人名事典”. 2017年9月18日閲覧。
  3. ^ a b 作家検索 作家詳細 辻利平(長崎県美術館)
  4. ^ a b c 東文研アーカイブデータベース