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辻本玲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
辻本 玲
生誕 1982年????
出身地 日本の旗 日本 愛知県岡崎市
学歴 東京芸術大学
ジャンル クラシック
職業 チェリスト
配偶者 中恵菜
公式サイト 辻本玲(チェロ) 公式サイト

辻本 玲(つじもと れい、1982年昭和57年〉 -)は、日本のチェリスト愛知県岡崎市生まれ。父の仕事の都合で生後4か月から11歳までアメリカ合衆国ペンシルヴェニア州フィラデルフィアで育つ。7歳の時チェロを始める。

概要

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大阪府立豊中高等学校卒業。2006年東京芸術大学音楽学部器楽科弦楽器専攻を首席卒業。同学内にてアカンサス音楽賞受賞。2005年(平成17年)5月22日、神戸ワールド記念ホールで開催された、1000人のチェロ・コンサートに参加。2008年(平成20年)1月よりロームミュージックファンデーションより奨学金を得て、フィンランドシベリウス音楽院留学。2010年(平成22年)1月よりスイスベルン芸術大学ドイツ語: Hochschule der Künste Bern留学している。

2015年(平成27年)6月1日より日本フィルハーモニー交響楽団のソロ・チェロ奏者に就任し[1][2]2019年(令和元年)12月に退任。2015年(平成27年)7月にはロシアの国立交響楽団であるロシア国立シンフォニー・カペラとの共演を果たす。2016年(平成28年)7月、クァルテット・エクスプローチェのメンバーとして、CD「クァルテット・エクスプローチェ ~響炎する4本のチェロ~」を発売し、CD発売記念ツアーを開催した。2020年(令和2年)1月1日より契約団員でNHK交響楽団の首席チェロ奏者として在籍。

2020年(令和2年)、チェロ奏者の中恵菜結婚

使用楽器は、NPO法人イエロー・エンジェルより1730年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを貸与されている。

コンクール・受賞歴

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  • 2003年(平成15年)、第72回・日本音楽コンクール 第2位、聴衆賞
  • 2007年(平成19年)度、第17回・青山音楽賞 新人賞受賞[3]
  • 2009年(平成21年)、第2回・ガスパール・カサド国際チェロコンクール第3位入賞、併せて日本人作品最優秀演奏賞受賞
  • 第8回・札幌ジュニアチェロコンクール優秀賞
  • 第9回・日本クラシック音楽コンクール第3位
  • 第5回・ビバホールチェロコンクール特別賞
  • 第14回・摂津音楽祭大阪21世紀協会賞
  • 2013年(平成25年)度、第12回・齋藤秀雄メモリアル基金賞[4]
  • 2015年(平成27年)度、第25回・青山音楽賞 青山賞[3]

師事歴

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  • メタ・ワッツ
  • オーランド・コール
  • 川元適益
  • 上村昇
  • 山崎伸子
  • アルト・ノラス
  • アントニオ・メネセス

リサイタル・室内楽コンサート活動

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  • 大阪市中央公会堂における「朝のクラシック」シリーズでリサイタルデビュー
  • ザ・フェニックスホール(大阪)
  • 六花亭ホール(北海道)
  • JTが育てるアンサンブルシリーズ
  • NHK-FM「名曲リサイタル」
  • VIOLASPACE
  • 及川浩治トリオBee
  • クァルテット・エクスプローチェ
  • トッパンホールのランチタイムコンサート

共演

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芸大フィルハーモニア、仙台フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、慶応義塾アインクライネスオーケストラ、関西フィルハーモニー管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、ロシア国立交響楽団等と共演。2006(平成18年)と2007年(平成19年)、五嶋みどりが主催する「Community Engagement Program」に参加し、世界各地で共演。五嶋みどりに賞賛される。

脚注

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  1. ^ 日本フィルハーモニー交響楽団 [@japanphil]「辻本 玲氏 日本フィル ソロ·チェロ就任のお知らせ」2015年6月1日。X(旧Twitter)より2024年9月28日閲覧
  2. ^ これまでの歩み”. 日本フィルハーモニー交響楽団. 2024年9月28日閲覧。
  3. ^ a b 青山音楽賞歴代受賞者青山音楽記念館
  4. ^ 第12回 齋藤秀雄メモリアル基金賞ソニー音楽財団、2013年10月22日。

外部リンク

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