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迦陵頻伽 (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『迦陵頻伽』
陰陽座スタジオ・アルバム
リリース
録音 2016年
日本の旗 日本
ジャンル Heavy Metal
時間
レーベル キングレコード
プロデュース 瞬火&陰陽座
専門評論家によるレビュー
AllMusic[1]
チャート最高順位
陰陽座 アルバム 年表
風神界逅
雷神創世
(2014年)
迦陵頻伽
(2016年)
覇道明王
(2018年)
ミュージックビデオ
「愛する者よ、死に候え」Music Video - YouTube
「愛する者よ、死に候え」Music Video【Animation Mix ver.】 - YouTube
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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
オールミュージック4.0/5stars [2]

迦陵頻伽』(かりょうびんが)は、陰陽座の13枚目のオリジナルアルバム2016年11月30日キングレコードから発売される。

概要

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前作『風神界逅』『雷神創世』から約2年ぶりのリリースとなる。

構想としては、10枚目のアルバム『鬼子母神』製作の頃からあり、瞬火が「17年間の活動の中、ずっと卵の中に居た『黒猫』という名の迦陵頻伽が孵化する作品」と豪語する作品。

瞬火が全楽曲の作詞・作曲を担当。 サポートには前作に引き続き、ドラムスに土橋誠、キーボードに阿部雅弘を招いている。

ちなみに迦陵頻伽とは上半身が人で、下半身が鳥の仏教における想像上の生物。

収録曲

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  1. 迦陵頻伽(かりょうびんが)[6:01]
    • 迦陵頻伽が孵化し、地上へと降り立つ情景を描いている。アルバムタイトルがそのまま曲名になっている曲は、陰陽座史上初。
  2. (らん)[4:04]
    • 鳳凰と対を為す伝説の生き物「鸞」をテーマとしている。製作の際は、「『鳳翼天翔』と並ぶ曲」という点を意識したという。
  3. 熾天の隻翼(してんのせきよく)[3:45]
    • 不倶戴天」「天獄の厳霊」の完結編ともいえる作品。陰陽座史上初となる、全弦一音半ダウンチューニングで演奏されている。
  4. (やいば)[4:19]
    • 歌詞のみのPVが製作されている。
  5. 廿弐匹目は毒蝮(にじゅうにひきめはどくはみ)[4:00]
  6. 御前の瞳に羞いの砂(おまえのひとみにはじらいのすな)[4:15]
    • 砂かけ婆の伝承を、瞬火が独自の解釈を以て表現したナンバー。
  7. 轆轤首(ろくろくび)[4:50]
    • 飛頭蛮」の直後の後日談であり、アンサーソングという位置付け。曲の冒頭と終盤に「飛頭蛮」のメロディが採用されている。
  8. 氷牙忍法帖(ひょうがにんぽうちょう)[4:02]
  9. 人魚の檻(にんぎょのおり)[7:06]
  10. 素戔嗚(すさのお)[5:24]
    • 7弦ギターを新たに取り入れている。
  11. 絡新婦(じょろうぐも)[4:33]
  12. 愛する者よ、死に候え(あいするものよ、しにそうらえ)[4:41]
    • SLOT「バジリスク ~甲賀忍法帖~Ⅲ」テーマソング。
    • 甲賀忍法帖』と対になる曲として制作された。『甲賀忍法帖』が『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』に登場するヒロイン・朧の視点で描かれたのに対し、こちらは主人公の甲賀弦之介の視点で描かれている。
    • 「素戔嗚」と同じく、7弦ギターを取り入れている。
    • アルバム発売に先駆け、MVが配信されている。内容の一部に、『甲賀忍法帖』のMVの映像が流用されている。
  13. 風人を憐れむ歌(ふうじんをあわれむうた)[4:48]


脚注

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