迫幸一
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迫 幸一(さこ こういち、1918年6月20日 - 2010年10月29日[1])は、日本の写真家。
来歴
[編集]1918年(大正7年)、広島県呉市吉浦町に生まれる。1938年(昭和13年)、広島県立広島工業学校(現・広島県立広島工業高等学校)機械科を卒業した。1945年(昭和20年)、東洋工業勤務当時に広島市内で入市被爆する。
1952年(昭和27年)、『アサヒカメラ』に年間初入選する。1954年(昭和29年)には二科展に初めて入選し、以降も連続して入選した。1955年(昭和30年)、西ドイツの「国際主観写真展」に出品。
1957年(昭和32年)、オランダ美術館の「世界写真展」に出品する。1959年(昭和34年)にはニューヨーク近代美術館に出品後、5点が同館の永久保存対象となった。
1960年(昭和35年)、ブリュッセルの『BEAUX ARTS』誌に作品を発表した。
1964年(昭和39年)、全ヨーロッパ美術博物館巡回展「人間とは何か」に出品。
1967年(昭和42年)、「イギリス写真年間」に発表する。また同年、モントリオール万国博覧会の写真集に作品が収録された。
1975年(昭和50年)、イギリスのヴィクトリア&アルバート博物館に出品し、2点が同館の永久保存対象となる。
1992年(平成4年)、広島市文化功労者賞を受賞した。
2002年(平成14年)呉市立美術館に作品を寄贈(寄贈:86作品 購入:5作品)し、特別展示も実施された。
2010年(平成22年)、肺炎のため死去(満92歳没)[1]。
役職
[編集]- 広島県写真連盟会長
著書
[編集]写真集
[編集]その他
[編集]- 『写真術再入門』評論社、1965年(1975年再版)