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退化の改新

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『退化の改新
Now It Can Be Told: DEVO at the Palace 12/9/88』
ディーヴォライブ・アルバム
リリース
録音
ジャンル テクノ
ニューウェーブ
時間
レーベル アルファレコードエニグマ・レコード
プロデュース ディーヴォ
ディーヴォ アルバム 年表
トータル・ディーヴォ
1988年
退化の改新
1989年
ディーヴォのくいしん坊・万歳
1990年
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退化の改新』(Now It Can Be Told: DEVO at the Palace 12/9/88)は、アメリカロックバンドディーヴォ(DEVO)が1988年12月9日ハリウッドThe Palaceで開催した公演の模様を収めたライブ・アルバム1989年8月25日に、アルファレコード/ENIGMA RECORDよりリリースされた。

背景

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1988年12月9日ハリウッドThe Palaceで行われたディーヴォのライヴの模様が収録されている。ライヴではアルバム『トータル・ディーヴォ』に収録されている楽曲も披露したが、CD化にあたり「Pity You」、「Beautiful World」の2曲はカットされている。ライブのミキシングはBiff Dawesが担当した。また、音源化にあたりメンバーであるジェラルド・キャセール、ボブ・マザーズボウがミキシングを担当した。

批評

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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
All Music肯定的
CDジャーナル否定的
  • 音楽情報サイト『CDジャーナル』では、ライヴの模様に関して「かつてのテクノ・サウンドの意義を認めるのに吝かではないものの、今こういう音を改めて聴かされてもねえ」と評価し、サウンドに関しては「クールと言われりゃそれまでだが、全編熱のない事夥しく、観客がどうして盛り上がるのかはまったくもって理解不能」と否定的に評価している。

収録曲

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全編曲: DEVO。
#タイトル作詞作曲時間
1.Jocko Homo (acoustic version)Mark MothersbaughMark Mothersbaugh
2.It Doesn't Matter to MeMark Mothersbaugh 
3.Going UnderMark Mothersbaugh、Gerald CasaleMark Mothersbaugh、Gerald Casale
4.Working in a Coal MineAllen ToussaintAllen Toussaint
5.Happy GuyMark Mothersbaugh、Gerald Casale 
6.That’s GoodMark Mothersbaugh、Gerald Casale 
7.Jerkin' Back 'n' ForthMark Mothersbaugh、Gerald Casale 
8.Girl U WantMark Mothersbaugh、Gerald Casale 
9.Whip ItMark Mothersbaugh、Gerald Casale 
10.Baby DollMark Mothersbaugh、Gerald Casale 
11.(I Can't Get No) SatisfactionMick Jagger、Keith RichardsMick Jagger、Keith Richards
12.Uncontrollable UrgeMark Mothersbaugh 
13.Gut FeelingMark Mothersbaugh、Bob Mothersbaugh 
14.Gates of SteelMark Mothersbaugh、Gerald Casale 
15.Somewhere With Devo (Suite includes〜SHOUT、Disco Dancer) 
  • Leonard Bernstein and Stephen Sondheim(Somewhere)
  • Mark Mothersbaugh、Gerald Casale(SHOUT、Disco Dancer)
合計時間:

曲解説

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  1. JOCKO HOMO (acoustic version)
    アルバム『頽廃的美学論 (Q:Are We Not Men? A:We Are Devo!)』より。
    アコースティックギターを用いた遅めのバージョンで演奏されている。
  2. IT DOESN'T METTER TO ME
    本ライブ時のオリジナル曲。
    後年に発表されたベスト『Pioneers Who Got Scalped: The Anthology』に収録された。
  3. GOING UNDER
    アルバム『ニュー・トラディショナリスツ』より。
    原曲とは若干遅いテンポのアレンジで演奏された。
  4. WORKING IN THE COAL MINE
    アルバム『ニュー・トラディショナリスツ』より。
    アラン・トゥーサンの楽曲のカヴァー。
  5. HAPPY GUY
    アルバム『トータル・ディーヴォ』より。
  6. THAT’S GOOD
    アルバム『オー・ノー!イッツ・ディーヴォ』より。
  7. JERKIN'BACK’N’FORCE
    アルバム『ニュー・トラディショナリスツ』より。
  8. GIRL U WANT
    アルバム『欲望心理学』より。
  9. WHIP IT!
    アルバム『欲望心理学』より。
  10. BABY DOLL
    アルバム『トータル・ディーヴォ』より。
  11. (I CAN'T GET NO) SATISFACTION
    アルバム『頽廃的美学論 (Q:Are We Not Men? A:We Are Devo!)』より。
  12. UNCONTROLLABLE URGE
    アルバム『頽廃的美学論 (Q:Are We Not Men? A:We Are Devo!)』より。
  13. GUT FEELING
    アルバム『頽廃的美学論 (Q:Are We Not Men? A:We Are Devo!)』より。
  14. GATES OF STEEL
    アルバム『欲望心理学』より。
  15. SOMEWHERE WITH DEVO〜SHOUT and DISCO DANCER
    「SHOUT」はアルバム『シャウト』、「DISCO DANCER」はアルバム『トータル・ディーヴォ』より。(シングル『Disco Dancer』のバージョンで披露された。)
    2曲に挟まれる形で演奏される『SOMEWHEREは、ミュージカル映画「ウエスト・サイド物語」の楽曲カヴァー。

参加ミュージシャン

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  • BIFF DAWES - スペシャル・オーディオ・エフェクト

リリース履歴

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本稿では日本リリース盤のみの履歴とする。

No. 日付 国名 レーベル 規格 規格品番 最高順位 備考
1 1989年8月25日 日本 アルファレコード/ENIGMA CD 29B2-51 初回限定生産

脚注

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