送仏偈
送仏偈(そうぶつげ)は、勤行 (浄土宗)で仏を本国に送るための偈文である。最後に五体投地がなされる場合もある。
偈文[編集]
請仏膸縁還本国(しょうぶつずいえんげんぽんごく)
普散香華心送仏(ふさんこうけしんそうぶつ)
願仏慈心遙護念(がんぶつじしんようごねん)
同生相勧尽須来(どうしょうそうかんじんしゅらい)
偈文の訳(和文)[編集]
請(しょう)じたてまつる仏縁(ほとけえん)にしたがって本国に還りたまえ
あまねく香華(こうげ)を散じて心に仏を送りたてまつる
願くは仏の慈心(じしん)遙かに護念し
同生(どうしょう)相勧(あいすすむ)須(すべからく)尽(ことごとく)来たるべし
関連項目[編集]