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運動ニューロン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
脊髄の断面。前根を通って投射される運動ニューロンが赤色で示されている

運動ニューロン(うんどうニューロン)とは骨格筋を支配する神経細胞である。細胞体は主に大脳皮質の運動野脊髄前角にある。脊髄前角細胞までを上位運動ニューロンといい、脊髄前角細胞以下を下位運動ニューロンという(上位運動ニューロンには、脳幹の神経核から始まるものもある。詳細は脊髄を参照)。これらの経路に障害が起きると、それぞれ上位運動ニューロン障害、下位運動ニューロン障害と呼ぶ。上位運動ニューロン障害は錐体路障害とも呼ばれる。

一般体性運動ニューロンは以下のような経路を通って筋肉を収縮させる。

大脳中心前回内包後脚 → 大脳脚英語版延髄錐体交差 → 脊髄側索または前索 → 脊髄前角細胞 → 末梢神経神経筋接合部筋肉

脊髄の運動ニューロンは遺伝的に様々である事が分かっている[1]

脚注

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  1. ^ Lu, Daniel C. and Niu, Tianyi and Alaynick, William A. (2015). “Molecular and cellular development of spinal cord locomotor circuitry”. Frontiers in Molecular Neuroscience 8. doi:10.3389/fnmol.2015.00025. ISSN 1662-5099. https://doi.org/10.3389/fnmol.2015.00025. 

関連項目

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