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道の駅夕張メロード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
道の駅夕張メロード
道の駅夕張メロード
所在地
068-0755
北海道夕張市
紅葉山526-19
座標 北緯42度56分13秒 東経142度02分17秒 / 北緯42.93697度 東経142.03811度 / 42.93697; 142.03811座標: 北緯42度56分13秒 東経142度02分17秒 / 北緯42.93697度 東経142.03811度 / 42.93697; 142.03811
登録路線 国道274号
登録回 第35回 (01111)
登録日 2011年3月3日
開駅日 2011年6月18日
営業時間 10:00 - 19:00
外部リンク
地図
テンプレート プロジェクト道の駅

道の駅夕張メロード(みちのえき ゆうばりメロード)は、北海道夕張市にある国道274号道の駅である。

概要

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北海道で通算111番目となる道の駅[1]として2011年平成23年)6月18日にオープンした[2]

夕張市紅葉山地区の商店街振興や観光拠点とするため、2009年(平成21年)10月ごろから整備が検討された[3]。JA夕張市直営のスーパーマーケットメロード』を道の駅としても利用できるようにしたもの[4][5]であり、道の駅ではあるが「エーコープ」の看板を出しており、見た目は通常のスーパーと変わらない[6]。施設管理は、JA夕張市・夕張市農業協同組合(道の駅夕張メロード運営協議会)が行っており[7]、施設の開館時間はスーパーマーケットの営業時間に準ずる。

建物内に飲食店はなく、夏季のみ屋外でハンバーガー店などが営業するのみである。また土産品などもスーパーの一角で売られている程度であり、冬季は閑散としている。夕張市の厳しい財政の中で、どこまで魅力的な整備ができるかが課題となっている[6]

トイレ問題

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営業時間外使用可能なトイレは、JR新夕張駅入口階段の左隣に所在していた。夕張市の財政破綻により廃止された「紅葉山公衆便所」施設を、24時間利用可能な道の駅施設として転用することになった経緯から、道の駅本館より若干離れた場所に所在することに至ったものである[8]。しかし、2018年(平成30年)9月に発生した北海道胆振東部地震により、地下の浄化槽が破損し利用できなくなり、2019年(平成31年)3月に撤去された[9]。そのため夕張市はJR北海道の協力を経て、新夕張駅のトイレを暫定的に24時間利用できることとした[9]。24時間利用可能なトイレがない状態では道の駅の登録要件を満たさないが、財政再生団体である市はトイレ改修費用を負担できず、2021年(令和3年)時点でも同様の措置が取られている[10]

歴史

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  • 月日不明:Aコープメロード店が開店。
  • 2009年(平成21年):紅葉山地区に道の駅整備が検討される[3]
  • 2011年(平成23年)
    • 3月29日:道の駅登録証伝達式が行われる[1]
    • 6月18日:道の駅開駅[2]
  • 2018年(平成30年)9月6日:北海道胆振東部地震により、屋外トイレが損傷し使用できなくなる[6]

道路

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直接連絡
間接連絡

主な施設

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  • 駐車場
    • 普通車:34台
    • 身障者用:1台
  • トイレ
    • 男:大 3器(1器)、小 5器(3器)
    • 女:6器(2器)
    • 身障者用:2器(1器)
    ※()内は24時間使用可能であった便器
    • 営業時間外使用可能なトイレは、2021年(令和3年)現在存在しない[10]
  • 公衆電話:1台
  • テイクアウトコーナー
  • 地場産物直売所

休館日

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  • 年始
  • その他、年に5回ほど休館日有り(1月31日、4月30日、7月31日、8月17日、10月31日)

アクセス

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周辺

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脚注

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  1. ^ a b 道の駅「夕張メロード」 登録証の伝達式が行われました”. 夕張市農業協同組合. 2016年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月14日閲覧。
  2. ^ a b 道の駅「夕張メロード」がオープンします”. 夕張市. 2016年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月14日閲覧。
  3. ^ a b 財政再生計画の歳入・歳出推計(第二次集計)の状況” (PDF). 広報ゆうばり 2009年12月号. 夕張市. p. 4. 2021年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月14日閲覧。
  4. ^ a b JA夕張市と主な施設紹介 - 夕張市農業協同組合
  5. ^ a b ATM(管理元店舗:JA夕張市 本所) - JAバンクトップ > 店舗・ATMのご案内
  6. ^ a b c “夕張道の駅 魅力向上課題 乏しい特産品スペース/冬は食事できず/「24時間トイレ」なし 市、重い整備費に苦悩”. 北海道新聞. (2021年7月14日). オリジナルの2021年7月14日時点におけるアーカイブ。. https://archive.ph/s4eFC 2021年7月14日閲覧。 
  7. ^ a b 日常生活サービス機能が集約した「小さな拠点」事例集を作成しました 平成24年9月10日 - 報道・広報 >報道発表資料 - 国土交通省
  8. ^ 市政・議会情報> 公共施設等総合管理計画 - 夕張市。「資料(公共施設一覧)」では、「活用検討・公衆便所(紅葉山)・紅葉山526-15・(中略)・RC造 平成1年築(以下略)」となっており、「公衆便所施設」単体としては使用廃止されたことになっているが、「(本文)」内に「紅葉山公衆便所は紅葉山道の駅施設として再開」の記述があり、用途変更の経緯が示されている。
  9. ^ a b “道の駅夕張 24時間トイレめど立たず 財源確保急ぐ市”. 北海道新聞. (2019年9月19日). https://hokkaido-np.co.jp/article/346148 
  10. ^ a b 道の駅夕張メロード”. 夕張市. 2021年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月14日閲覧。
  11. ^ a b 観光案内 - 観光・産業のご案内 - 夕張市

関連項目

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外部リンク

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