遙かなるドナウ
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遙かなるドナウ(はるかなるドナウ)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。花組[1]公演。
解説
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページを参照[2]
19世紀末、ドナウ川に沿った王家を舞台に、王家の王女を恋した若者の悲恋を描いた作品。村の粉屋の息子に生まれながら学問に優れたハンスは、領主・リヒテンフェルス王家の家庭教師として迎えられることとなった。名ばかりの領主に落ちぶれていたリヒテンフェルス王家の当主・エリザベートは、娘のリーザ姫を大国の皇太子に嫁がせようとしていたが、リーザとハンスの間にいつしかほのかな愛が芽生えていく。
松あきらのトップスターお披露目公演。
公演期間と公演場所
[編集]- 1978年9月29日 - 11月7日[2](第一回・新人公演:10月13日[3]、第二回・新人公演:10月27日[4]) 宝塚大劇場
- 1979年1月1日 - 1月29日[5](第一回・新人公演:1月15日[3]、第二回・新人公演:1月21日[4]) 新宿コマ劇場
- 1979年2月8日 - 2月16日[6] 中日劇場
主な配役(宝塚・東京)
[編集]宝塚大劇場公演のデータ
[編集]形式名は「ミュージカル・ロマンス[2]」。副題は「モルナール・フェレンツ作「白鳥」より[2]」。12場[2]。
スタッフ
[編集]- 作・演出:大関弘政[2]
- 音楽:中元清純[8]
- 音楽指揮:野村陽児[8]
- 振付:鈴木武[8](プロ野球選手ではない)
- 装置:石浜日出雄[8]
- 衣装:静間潮太郎[8]
- 照明:今井直次[9]
- 音響:松永浩志[9]
- 小道具:上田特市[9]
- 効果:扇野信夫[9]
- 演出助手:太田哲則[9]
- 制作[9]:野田浜之助、武井泰治
- 原作:モルナール・フェレンツ[9]
脚注
[編集]- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 146、216、267.
- ^ a b c d e f 100年史(舞台) 2014, p. 146.
- ^ a b c d 100年史(舞台) 2014, p. 295.
- ^ a b c d 100年史(舞台) 2014, p. 296.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 216.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 267.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 295、296.
- ^ a b c d e 100年史(人物) 2014, p. 198.
- ^ a b c d e f g 100年史(人物) 2014, p. 199.
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。